BASE(4477)の株価を分析する~ネットショップを誰でも簡単にで先駆者~

香取慎吾さんのCMをよく目にする会社BASE。

コロナ下における株式市場のニュースでもよく名前があがっていました。

一体何がすごい会社なのでしょうか

調べてみました。

もくじ

1.BASEの事業モデル

2.BASEの強み

3.主要株価指標でみるBASE

4.BASEの将来展望とまとめ

1.BASEの事業モデル

主軸はECサイトの運営で、ネットショップからの販売手数料が収入源です。

創立は2012年と若い会社です。

ネットショップなんて、楽天やAMAZONがあるのに大丈夫なのか?

と感じますが、そこはすみ分けがしっかりできています。

既存のネットショッピングサイトはすでにお店を持っている人がネット上でお店を開いています。

なにしろサイト登録料があったり、ホームページを作成してり、クレジット決済の仕組みなど手間と維持費がかかるので、個人が簡単にお店を開くには敷居が高い状態でした。

しかし、BASEのサービスを利用すれば、全て無料でサービスを受ける事ができ、BASEに支払うのは売上があった時の手数料だけですので、商品を陳列しておくだけであればノーリスクです。

BASEは急激にショップ数を増やすことによってECサイトの圧倒的な品揃えを実現。

あとは商品を買ってくれる会員数を増やせば、売上は自然と増え手数料が沢山はいってくるという仕組みです。

2.BASEの強み

ネットショップを誰でも簡単にというところがみそです。

お店を開きたいと誰でも一度は思った事があることでしょう?

しかし、開業資金やホームページの作成の手間など、スタートでつまずく課題が山ほどあるので、諦める人がほとんどです。

BASEであれば30秒でネットショップを作成できます。

手間なホームページ作成も一瞬でオシャレなお店に仕上げてくれます。

クレジット決済登録やお店のデータ解析なども全て無料で使えます。

もうちょっと規模を拡大したいYELL BANKというサービスで簡単に資金を借りる事ができ、返済も商品を売れたら返すという仕組みとなっています。

その他、クラウドファンディングのCAMPFIREと提携しているので相互のサービスを利用可能です。

クラウドファンディングとネットショップというのは愛称のいい組み合わせです。

クラウドファンディングで資金を集めて商品の宣伝を行い、商品の反応が良ければ自身のネットショップで販売するといった形です。

BASEという会社の面白いところはライバルと手をむすんだりするところにあります。

競合のSTORESと資金調達の共同プロジェクトを行ったり、メルカリと資本業務提携をむすんだりしています。

メルカリは個人がリサイクル品を売るサイトですので、BASEと本質が似ていますね。

すでに懐に入っているあたりがぬけめないです。

ちなみにSTORESとBASEは競合ではありますが、STORESはどちらかというと店舗を持っているオーナーがメインに出店しているそうで、個人狙いのBASEともすみわけができているそうです。

3.主要株価指標でみるBASE

売上

信じられない角度で売上が上がっています。

コロナ下でECサイトが活況でしたが、急激に出店数を増やし、売上を伸ばしています。

ROE

こちらも急角度で伸びています。

しかし、プラスに転じたのは2020年からです。

この勢いだと2021年は20%くらいが期待できそうですが、増えた分は広告費に使われるのではないでしょうか?

一株益

2020年に黒字かしたので、基準はこの数値しかありません。

PERを20倍とすると、株価は560円くらいを期待したいのですが既に1,100円です。

割高ですね・・・。

毎年60円程度伸びていますので、2021年12月を80円とすると期待値は1,600円です。

*2021年はコロナ下の需要が一服し、下落していますね・・・。

BPS

こちらもすごい伸びですね。

多少、有利子負債はありますが、資金をひっぱてくるのが上手い会社のようです。

4.BASEの将来展望とまとめ

新しいネットショップの形を提案した、国内市場の先駆者です。

国内・海外と競合が新規参入してきていますが協業や資本提携を駆使し、急激に拡大しています。

正直なところ管理人もこのサービスを利用したことがないくらいで、認知度はまだまだといったところではないでしょうか?

逆に言うと、伸びしろは抜群とも言えますので、売り手、買い手の会員数が増えれば増える程、利益があがります。

ようやく黒字を達成し、宣伝費と人件費が増えてきていますが、黒字を維持できるレベルに広告費はコントロールするとのことですので、ここ数年の動向をしっかりみたいところです。

上場当初は500円程度を低空飛行していましたが、コロナ下の需要拡大により3,000円付近まで伸びています。

もう買えないなと指をくわえてみていましたが、久々にチェックしたら1,100円までおちてきているではありませんか!!

現時点の数値だけ見ると、割高ですが、勢いを見る限り株価の上昇余地は未知数です。

こういったIT系銘柄の投資の醍醐味がありそうです。

*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に注意して行って下さい。

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