ハリポッタースタジオツアーに期待 西武HDの株価は騰がるのか?

西武HDは御存じの通り、西武鉄道、西武ライオンズ、プリンスホテルなどを運営する会社だ。

上場から株価はパッとしないが、コロナの影響を大きく受けた銘柄の一つである。

最初にもあげたように野球にホテル、その他にもゴルフ場、スキー場、西武ライオンズの本拠地ベルーナドームでのイベントなど、コロナの影響で運営ができないものばかりだからだ。

そうなると、主力の鉄道事業も集客が見込めないのでいかんともし難い状況に。

30円も出していた株主配当も無配となり(最近では10円出している)、投資の魅力が下がるばかりであった。

しかし、あまり悲観的なシナリオばかりでもないだろう。

元々は財務的にも光ってはなくともまずまずな数値を出していた会社である。

加えて、ホテル事業を一部譲渡し、運営に回るとのニュースが出ている。

運営に回るという事はそのマネージメント収入が安定的に得られるわけである。

今後、コロナのような深刻な状況下においてこういったビジネスモデルの転換は追い風となる。

また、2023年にはとしま園跡地にワーナーブラザーズと伊藤忠が提携し、ハリーポッターのスタジオツアーなどを出店する。

土地を提供するため、安定的な不動産収入を得られる事ができ、最寄り駅はハリポッターの演出を施したものに改造したり、グッズショップが出店予定である。

海外客の訪日が回復した際には、ディズニーランドに対抗若しくは、相互作用を呼ぶビジネスチャンスとなるであろう。

加えて、西武ライオンズは2019年までは黒字であり、観客数も増加傾向にある。

日本のスポーツビジネスはサッカーやバスケットボールが昨今では引っ張ているが、野球は従来は日本でトップクラスに人気のあるスポーツであるので、これからの伸びが期待できる。

そもそも、近距離にベイスターズ、巨人、ヤクルト、ロッテとそろっており、関東圏においてはお互いのチームを行き来する事ができニーズは高い。

西武ゆうえんちも時代に取り残された感を上手く利用し、レトロで攻めているあたりも面白い。

USJをV字回復させた刀がプロデュースしており、再生に積極性が観られる。

こういったものが相乗したのかは定かではないが、所沢の魅力度が上がっているテレビでよく取り上げられている。

ひそかにプロデュース力が上がっており、人の行き来が緩和された暁には、株価の上昇が期待できるのではなかろうか?

その一つの基準として2023年のスタジオツアーの動向に注目して見ていきたい。

配当ももし、コロナ前の水準に戻ろとすれば、今の株価で購入すれば2.5%とまずまずの水準であり、優待も充実している事から西武沿線を利用する機会のある人にとっては魅力的だ。

*株式投資は自己責任です。十分に検討のうえ購入を判断しましょう。

登録お願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です