住宅ローン金利上昇中にマイホームを買うべきか?

住宅ローン金利の上昇や物価高が毎日のようにニュースににぎわっている。

このような状況下で住宅を購入する事はリスクなのだろうか?

一般的に考えられるリスクとして・・・

① 住宅ローン金利上昇に伴う返済額の上昇

仮に5,000万円の不動産を購入した際に、1%金利が上がると、年間50万円返済額が増えるため、月あたりに換算すると約4.8万円返済額が増えることになる(変動金利型で契約していた場合)。

② 不動産価格の暴落リスク

特に新築マンションの平均購入価格が1億2千万円になったという報道があるように、投機目的で海外からのマネーなどが流れた結果、買えば上がるのでマンション価格はバブルのように上がっており、いつ価格が急落するかはわからない。

以上、2点が大きなリスクであり、つまるところ高額化した不動産に対し、住宅ローン金利の上昇による、支払額の増額となる。

勿論、住宅ローンが借りられない場合や、返済額に無理がある場合には購入は控えるべきであるが、反対の面を過程するとどうだろうか?

① 住宅ローン金利上昇も永久ではない

ニュースでも報道されているように円安や過剰な物価高を抑えるために金利を上げるべきといった報道がある事や不動産価格の高騰を止めるという点でも住宅ローン金利はブレーキとなる意味合いもあるので、無限に上がるはけでもない。

② 世界全体の傾向として物価高となっているので、急激な緩和はないとすると不動産価格は上がるとする

勿論、無限に上がる事はないが、不動産価格を下げる要因として、資材価格や人件費の高騰が止まる事が含まれるので、現状物価高に起因している分については下がらないと考えられる。

加えて、不動産価格が上がる事により、賃貸で投資している方は投資利回りがとても低い状況となっているので、正直なところ賃料は2倍程度に上げたいというのが本音ではないだろうか?

安い物件に住みたい人は、とにかく都心などから離れ、通勤に時間をかける必要があるようになる。

個人的な見解ではあるが、結論として、ある程度資金に余裕があり、当面返済額が増えても問題ない場合という条件に当てはまる場合には早急に買ってもよいと考える。

加えて、購入の際には以下を考慮するとリスクをより低く抑えられる。

① 利便性が高く、売る際に流動性が高い物件を買う

いつかは不動産は暴落するという前提であり、現状、上昇局面であるという理解で買い控えているのであれば、万が一の場合に備え、流動性の高い不動産を購入する事。

・駅から近い

・始発駅や利用できる路線が多い

・ファミリータイプである事(1Rはライバルが多い)

・学校、スーパーなどの利便性

・治安や地盤が固い

・マンションであればできれば築浅

・自分が中古で買うとシミュレーションした場合、買いたいと思える物件

② 会社の福利厚生の確認や配当利回り、将来的な返済プランの確認

私の勤めている会社では福利厚生で、ある一定の住宅ローン金利に達した場合に会社の補助がでるという記載がある。これまで使われたことはないし、今後も利用される事がないと思われる利回りであるが、こういった取り決めがあると安心だ。

私は株主配当で住宅ローンを普段は返済しているので、会社から頂く給料には一切手を付けていない。

住宅ローンを借りる最大のメリットとして手持ちの現金を残すことができる事にある。

仮に2,000万円の投資をしていて、3%の配当利回りだと、60万円の配当を受け取る事ができ、税引き後、48万円が手元に残る。

5,000万円の物件を購入したとしても、住宅ローン金利の1%分をこれで賄うことが可能である。

加えて、住宅ローン減税もあれば数年は様子を見る事は十分に可能である。

なにはともあれ、マイホームは人生最大の買い物とはいうものの、いざという時に売るという選択肢を入れておくことが重要である。

仮に5年後に売りたいとなったものも3,000万円控除があり、高く売れた分の差額に税金がかからないため、不動産屋に支払う手数料や諸手続きの費用以外の費用はかからないのも最大の利点であるので、定期的にライフスタイルを見直すきっかけにもなるはずである。

子供が増えてくれば手狭になるので、買い替えの資金になる事。遺産相続の点でも売る事を前提に購入しているので老後の整理も容易だ。

*不動産投資・住宅ローンの購入は自己責任です。人生最大の買い物ですので慎重に検討しましょう!

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