パーク24株はどこまで上がる?カーシェア独占から次の一手へ
イラン・イスラエル・アメリカの戦争に伴い、原油価格の上昇。これに起因し、輸送コストの上昇や自動車の輸出経由地且つ、日本車のお得意様である、中東輸出の制限。欧州を中心とする電気自動車の販売推進。一方でこれは一進一退の様相で開発費の増加やバッテリーへの投資の停滞などにより自動車業界全体の足をひっぱり。中国の独り勝ちの様相。普及にもう少しかかりそうです。
そんな自動車業界ではありますが、さらに日本など一部の国では若者の自動車離れも叫ばれています。
(1)車がなくてはならない状況
一方で自動車がなければ生活が成り立たない広大な国(例えば、オーストラリアやアメリカなど)や、自動車はレジャーとして欠かせないものであり、駅から離れたところに行く場合や、観光などではいちいちバスや電車、タクシーの時間待ちをしていると折角大金をはたいて旅行に行っているにもかかわらず、時間効率が悪いですし、旅行中は大きな荷物を傾向しがちですので車の存在は必須となります。
こういった場合には、レンタカーやカーシェアが活躍します。
(2)車の所有台数が減った場合に活躍するもの
日本国内では物価の上昇に収入の上昇が追い付かず、買い控えが先行しがちですが、自動車はその中でも最たるもの、特に都心部で生活する方々にとっては不要な道具と見られる傾向にあります。
車を保有する、自動車税・点検費用・自動車保険・駐車場代・ガソリン代・その他修理などの費用が車の本体価格に付随してかかり、年間40万円程の費用が発生します。月にすると3.5万円程。仮に500万円程の車をローンで買うとすれば8万円程の費用となるため、約12万円程の負担となります(もし、戸建てであれば駐車場代はかからないので、約8~9万円)。
加えて都内住みの方はマイカー通勤をしないので、基本的にちょっとした日々の買い物や週末しか使わないので、毎週末のったとしても8回の利用となり、これを考えるとレンタカーを都度使用したお得になります。
少しづつ使う場合にはシェアカーなども効率的です。
また、都内であれば車の駐車スペース問題があり、駐車スペースが十分でないのも現状です。
また、駅から離れたところに行く場合はタクシーを使う必要があります。最近ではタクシーの配車アプリが普及し大変便利ですが、タクシーのデメリットとして少し割高である事、タクシーが必ずしも近くにいない場合がある事、少額の利用だと運転手の方に迷惑がかかるといったことが挙げられます。
昨今、自動運転のタクシーの研究開発のニュースなどもあるように、自動運転タクシーが普及すれば、人件費を抑える事ができるため、費用の削減ができ、機械が接客をしてくれるため、少額の利用も嫌がられる事はありません。
機械が車を運転するようになれば、タクシーの流通台数を増やす事ができるので、タクシー不足問題も解決できます。データ管理も容易なため、効率的な配置に車を待機させることができ、いつでも好きなところで乗る事ができるのではないでしょうか。
また、自動運転が普及し、こういったタクシーが普及すると、電気の充電スポットが一気に広まるため、電気自動車の普及も期待できます。
というわけで、自動車を保有しない層を囲うサービスとしては以下のようなものが期待されると予想されます。
・レンタカー
・カーシェア
・駐車場
・タクシーの自動化
・電気自動車の充電スポットの拡大に伴う電気自動車の普及
(3)次世代の自動車社会で活躍する会社
先に5点の今後拡大が期待されるサービスについて述べましたが、これらのうち、レンタカーを除くものとして、パーク24が有力であるとkンが得られます。
カーシェアでは圧倒的にトップで市場の60%以上をとっています。そして、この1位を支える要因としてコインパーキング事業の圧倒的なシェアが挙げられます。
カーシェア事業を行ううえで必要なのがカーシェア用の駐車スペースとなります。この駐車スペースを元より保有していたというのが強みです。
カーシェアの魅力としては、必要な場所で必要な時にということもありますので、様々な場所にカーシェア用の車を保管できるというのは強みです。
また、このメリットは同様に自動運転車の保管スペースとしても活躍が期待されます。
さらに、自動運転車が普及するということは充電スポットも必要となるため、コインパーキングの選択の際の重要なメリットとなってきます。
パーク24の駐車場を利用できればマイカーの充電ができるというのは大変助かります。
また、ガソリン車と比較しても電気自動車のエネルギーはコストが低いので、カーシェア用の車を貸し出す際もその運用コストを抑える事ができます。
駐車場事業でいえば、スーパーなどでもちらほら見えてきましたが、ゲートのない駐車場も普及してきています。
ゲートがなければ駐車場のスペースを広く使う事ができますし、備品の整備費用も節約できます。
地味に駐車場事業が最先端事業となってきている事がうかがえます。
そんな、最先端ビジネスをリードするのがパーク24です。
(4)パーク24の主要指標に見る株価の割安さ
主要指標は以下の通り(数値はおおよその数値ですので、詳細が必要な場合は最新のものをご確認お願いします。)
株価:1,800円
PER : 11倍
PBR : 3倍
EPS : 150円
BPS : 550円
ROE : 18%
PBRはやや高めではあるものの、PERは低位にあり、稼ぐ力は強い会社と言えそうです。
個人的な見解ですが、株価2倍程度の上昇余地があり、約30%のマージンをみるとすると、2,500円程度は期待できそうです。
自動運転タクシーなどの普及のニュースが出てくれば、さらに期待値をあげてもおしくないです。
現状、英国駐車場事業が赤字で足をひっぱり株価が低位となっていましたが、つい最近、英国事業を清算したので、足枷がなくなりさらに期待ができそうです。
(5)配当や優待
パーク24の配当は65円です、配当利回りとして約3.6%と高配当です。優待は過去出していたようですが、最近はありません。
掲示板などを見ると駐車場の割引券への期待度は高い印象であり、優待復活などあれば株価の上昇も期待できそうです。
株価上昇の要因がたくさんあり、高配当であることから、中・長期保有に向いています。
ここ数年で私個人でも3回目の保有であり、株価の動きがわかりやすい銘柄という印象を持っています。
1,900円台なら買い、2,200円前後で売却を検討というスタンスで今回は3回目の保有。
株価が下がっても比較的戻りが早いので今回も1,900円後半で買い始め、現在1,800円で保有しています(下がったら買い足し、回復したら買い足した分を売却)。
*株式投資は自己責任です。投資判断は慎重に行いましょう。本記事はある特定の銘柄を推奨するものではありません。
