ドルは売り時か?どこで売るか?

ドル円が145円付近をうろうろし、政府が為替介入を示唆し始めた。

失敗だったのは145円が危険なラインと発言した事であろう。

円高になるとは$1に対し、円の表示が少ない値の場合の事を指す。

例えば145円より120円の状態である事が円高だ。

$1に対し、以前は145円と交換してもらえたのに、今は120円しかもらえない。

これを円が高いという。

なぜこのような事が起こるのだろうか?

仮に日本人が大量に海外旅行に出かけようとしたとしよう。

皆がドルを買うので、大量のドルが売れる。

大量にドルが売れるという事はドルが人気がるので円を沢山頂戴ねとなる。

つまりは円安になる。

逆に海外から日本に旅行客が来る場合は皆が円を買うので沢山ドルを頂戴となる。

つまりは$1に対し、以前よりも少ない円しか買えないという事だ。

為替介入をする場合は円高に誘導したいので、後者となる。

つまりは円を買って、ドルを売る。

こうなると円を沢山持っている人とドルを沢山持っている人どちらが得するだろうか?

145円までくれば、ドルを売る、145円より下がればドルを買うという行動パターンが心情として働く。

政府も極端な円高になるまで資金を注入できないので、インパクトは1円2円といったところと察する事から、当面は143円から145円を目途に売買が進む事が容易に想定され、不用意な市場介入は結果円高の下のラインを作ってしまい、市場介入をしないと145円以上を超える事が予想される。

ついては146~147円が保証された事になる。

さて、ドルの売りタイミングだが理想は147円であはるが、チャートの頂上で売るのは至難の業である事から143~145円のレンジの上で売るのが堅実と言える。

市場介入が現実が出てきた今、すぐの150円突破は厳しいかもしれない。

登録お願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です