こどもと絵本 ”あるばん あるねこ・・・” おすすめNo.7

今日のこどもとの絵本時間は”あるばん あるねこ・・・”です!

表紙は囚人服のような服を来た猫の絵の絵本です。

この絵本を選んだ理由

・お兄ちゃんが選らんできました。

外国作家の絵本が好きなようです。

・猫ちゃんと言っていたので、猫好きの妹のため?に選んだのかもしれません。

・見開き一杯に絵が書いてあり好印象です。

・文字数も少なく、読みやすそうです。

あらすじ

猫の世界ではいつかこども達が夜になるとこっそり外の世界を散歩します。

パパとママは絶対についていってはいけません。

もしついていこうものなら、他の猫に笑われてしまいます。

しかし、主人公グルージョの両親は心配でなりません。

そこで、こっそりばれないように後をつけます。

外は危険がいっぱい!

屋根から落ちたり、大きなネズミに追いかけられたり。

尾行するパパははらはらがとまりません。

こども達の反応

最近、くらやみを気にしているお兄ちゃん(4歳)は怖い怖い!といった感じです。

ネズミが追いかけてくる挿絵をみて、怖い、逃げないと!と言っていました。

妹(2歳)もキャラクターに興味深々。

終始集中して聞いてくれました。

絵本の評価

あくまでの個人の感想です。

最高点を5点として評価。

文章:3点

出版時期の問題かもしれませんが、文章が古いと感じました。

区切りが細かくついていますが、つながりが悪く読みづらいです。

物語のスピード感を表現しにくい文章となっています。

原文を読んでみたいところです。

挿絵 :3点

文章とのバランスを考えると、絵の配置や次のページとの兼ね合いがぎこちなかったです。

夜の恐怖感が絵から伝わってくるので、その点は高評価です。

ストーリー:3点

友達が出てきますが、純粋に親猫の奮闘と子猫が楽しんだり、苦労しているシーンにもっとフォーカスされるべきではと感じます。

ラストのページでは子猫が「また夜出かけたい!」と発言するのに対し、両親の苦悶する表情が書かれていますが、我が子の反応は???といった感じです。

読みやすさ:3点

文章がよみづらく、ところどころつかえましたが、こども達の反応は上々でしたので、ー1点の+1点で3点としました。

総合評価:3点

標準スコアとなりましたが、感想としてはまた読みたい絵本の1冊です。

文章表現にアレンジを入れ、少し練習することによって4点にも5点にもなりそうな作品です。

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