ランキングのカラクリ 作り手の意図に騙されない
巷には様々なランキングが存在し、それらを見るたびに関心し、共感を得てしまいます。
例えば、住みたい街ランキング、大学の偏差値、理想の上司ランキングなどなど。
こういったランキングの信憑性はいかに?
新聞やネットニュース、テレビなどでこれらのランキングは紹介されるのでついつい信じてしまいます。
しかし、同じタイトルのランキングなのに、掲載されている新聞や放送局などによって数字がちがていたりしますね。
本書はこれらのランキングの裏側に踏み込んでくれている書です。
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ではここからは読んだ感想です。
文章は平易で読みやすいですが、中盤からは単調で読むのが辛くなってきます。
著者の伝えたいことは半分も読んだら十分に伝わってきます。
誰がどのような意図をして、どのように集計を確認し、ランキングの特性を読み解く事。
序盤に解説がありますが一般的で適正なランキングが限られていると読み解けます。
ランキングは楽しむものであり、それらを引用する場合には作り手の意図を理解する必要があります。
また、作り手となる場合には、目的を理解し、どのように情報を抽出するかを検討する必要があります。
個人的にはサクサク楽しく読め、ランキングの見方が軽くなりました。