クロスフォー(7810)~テンバガー候補?特殊ダイヤモンド加工と特許で世界を狙う~
本日のネットニュースでクロスフォーがインド企業4社とライセンス契約締結で株価が上がったとありました。
あまり聞かない名前ですがどのような会社か気になります!
もくじ
1.クロスフォーとはどのような会社か?
2.Dancing stoneは売れるのか?
3.主要株価指標にみるクロスフォー
4.クロスフォーの将来展望とまとめ
山梨にて1980年に創業した会社でジュエリーを販売しています。
ジュエリーを売っているときくとピンとこないのですが・・・。
ポイントはその製造手法にあります。
クロスフォーカットと言われる、ダイヤモンドの中心に十字が見える加工技術を編み出しています。
ダイヤにクロス!クロスといえば十字架。そこから願いが叶うやお守りの意味を持たせて販売しています。
十字架で願いが叶うが、個人的には意味不明ではありますが・・・。
また、ダイヤモンドを点で押さえる事によりダイヤモンドを揺らしキラキラと光らせる特殊なパーツを制作しDancing stoneとして販売しています。
ダイヤモンドは永遠の輝きといったキャッチコピーがありますが、ダイヤモンドの輝きを沢山放つ事ができてしまう商品です。
Dancing stoneを御存じでしたか?
私は今日知りました。
残念ながらブランド力は知る人ぞ知るであり、高いとは言えませんね。
ただし!逆に取ると、あなただけのダイヤです!
今、身に付ければ「そのダイヤどこで買ったの?」と聞かれる事間違いなしですね。
サイトを見ると、GIANTSがコラボしていると書いてあります。
プロ野球選手といえば、ゴテゴテしたジュエリーを付けているイメージがありますのでジャイアンツの選手が付けてるの?と思いましたが。
検索する限りヒットすることはなく、GIANTSのコラボ企画としてネックレスなどが販売されているだけでした。
芸能人は誰かつけているのかな・・・と検索しましたがこちらもヒットなし。
ダイヤモンドはグランサンク(世界5大ジュエラー)という言葉があるように、ダイヤモンドの品質とそのブランド力が重視される世界です。
その中でもティファニーは大きなダイヤを手軽に買えるようにしたブランドです。
ティファニーカットといい、ダイヤが大きく且つ、光り輝くようにカットしました。
クロスフォーの特許技術はどのように受け止められるのでしょうか?
”ダンシングストーン”と検索ワードをいれると”ダサイ””嫌い”が候補に上がってきました。
あれれ?
気になってみてみると、どちらも内容はかぶっており、購入を希望している人達がエゴサーチをしているようです。
知名度が低い事から、今身に着けていると唯一無二感が得られますし、キラキラ光ってくれると周囲の人にアピールできますね。
しかし、あまり光り過ぎると、正直安っぽいのでは疑いたくもなります。
国内市場は現実厳しい道のりですね・・・。
ただし!ただし!
最初にも書きましたが、インド市場です!!
この周辺は金なども含め華美な装飾が大好きです。
海外の市場では受けがよさそうです。
中国もすでに進出していますが、中国は特許が通用しない国ですね・・・。
模倣品の取り締まりに奔走しているとのことです。
対策としては、行政と連携し取り締まりの強化。
タイ工場にて、価格競争で追撃などをおこなっているそうです。
売上
ホームランの落下軌道?といった様子の放物線を描いています。
コロナの影響で結婚や記念日がしずらくなったのが影響でしょうか?
ROE
上場後、よいスタートをきったようですが、急降下がすごいです。
一株益
こちらもなんともいえません。
投資意欲が湧いてきませんね。
BPS
・・・うーん。
ジュエリー事業はブランド戦略が全てだと感じます。
高額の品ですので、申し分のない品を買いたいですもんね。
ハリーウィンストンやウブロなどの新興ブランドも何がすごいかといえばブランド力です。
庶民が冷静に考えれば、そこまで欲しい商品ではないはずです。
ジュエリーベストドレッサー賞の商品なんかになっているみたいですが、ブログで芸能人が付けている姿が簡単にヒットしません。
恐らく日本の芸能人も海外セレブがつけていない=付けたくないとなっているのではないでしょうか?
日本の芸能人も世界にオシャレを発信していってもらいたいものではありますが・・・。
そういう意味ではインドはよい足掛かりになるのではないでしょうか?
今日のニュースの伏線が見て取れますが、ざっと見る限り半丁博打の要素は強そうです。
買うなら今かもしれませんが。
*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に注意して行って下さい。