2023年末に仕込みたいと検討した銘柄
年末と言えば会社四季報の新春号が発売する時期である。
私は新春号だけは必ず購入し、10年分を保管するようにしている。
10年以上経過したものはまず見る事はないので、これまでの実績を考えると5年分程保管していれば事足りると感じる。
年末から年明けにかけてあまりは運気が落ちそうな人混みは避け、集中して新春号をざっと読むのが毎年のルーティンである。
ここで10~20銘柄めぼしいものを目に付けノートに書き留めておく。
ちょっと要注意銘柄の動きが悪くなった頃に、見返すようにしている。
毎年書き留めているので数年前のをもう一度見てみるとたまに掘り出し物があったりする。
四季報を見るのは面白いが単調な作業にもなるので、まずは時間節約のためチャートをチラ見。
株価が極端に上がっているものについては取り急ぎ購入する事はないのでどんどんすっ飛ばし、時間がある時にゆっくり見るようにしている。
それでは2023年末に注目した銘柄の一部を紹介しよう!!
・ウェルシアホールディングス
誰もが知っているドラッグストアの会社だ。業界シェアNo.1であり、処方箋薬局として営業時間が長い事からも分かるようにカスタマーファーストな会社だ。
店内は広々として清潔感があり、ドラッグストア特有のごみごみした感じはない。
ポイントが良く貯まるので一時期、ポイ活店舗としてテレビで紹介されていた。
また、イオンの傘下に入っている事から、ドラッグストア特有の食品など流通コスト削減という点では強い企業と言えよう。
年明け早々、コツコツ購入したが、1月29日時点でイオンがツルハドラッグの株式購入報道もあり株価の急騰が期待される。
業界1位と2位の企業が同系の企業となる可能性があり、群雄割拠のドラッグストア業界の再編が期待される。
・DCM
ホームセンターを運営する企業であり、カインズホームなどの後塵を拝し、業界順位を下げているが国内シェア大きい。
M&Aにも積極的でプライベートブランドも出している。
ホームセンター系は海外進出という点ではちょっと成長性が弱いが販売できる商品の品ぞろえの幅が広いため、小売り業界の今後の動静次第では成長性はあると感じる。
こちらも株価じんわり上昇。但し、今後の上昇余地に不安を感じたので3週保持後に売客した。
長期目線では持っていてもいいが・・・。
・KVK
給水栓専業首位メーカー。パナソニックは住宅業界で現在伸びているメーカーであるが、KVKはパナソニックを中心に商品を販売している。不動産業界は新築高騰に伴い、中古需要の伸びもあり、リフォームの需要も伸びてくるだろう。
水栓は消耗品であり、キッチンは女性の主戦場でもあることからオシャレな水栓は需要が高い。
・レンゴー
ペーパーレス、雑誌の販売不振などなど製紙業界は苦戦しているが、一方でネット販売は伸びており、段ボールは売れている。オシャレで特徴のある段ボールを販売するレンゴーが今後の製紙業界をけん引?海外への進出も進めており、今後の伸びが期待される。
・和田興産
不動産価格の高騰が最近の紙面を騒がしており、中国や韓国などでは不動産バブルがはじけ、日本への投資が進行。日本の不動産もそろそろと心配になるが・・・。
和田興産は関西圏のマンションデベロッパーであり、関西に特化して好立地にマンションを建設。
三ノ宮に続き、明石は住みたい街上位に食い込んできており、まだまだ兵庫県内にも上昇余地あり。
高配当銘柄である事からみても、NISA対象銘柄ではないか?
最近では関東圏にも進出を始めている。
・ドーン
地理情報システムの開発・販売と防災分野を中心としたクラウドサービスが主力の会社。
行政向けにサービスを提供しており、その信頼性から今後も各地方との契約が増える事が期待される。コロナ下からこういったサービスは行政の大好物。
ちょっと勇気がいるが5年程度の保有のイメージで購入を検討したい。
NISAがいよいよスタートした。
長期保有が目的としたものであることから、ポイントは高配当と成長性である。
高配当銘柄が何年に渡って配当を維持しているか、その配当はの伸びているか、市場は大きくなっているかしっかりと見極めて購入したいところである。
*株式投資は自己責任です。余裕資金でしっかり考えて投資判断を行いましょう!