(2208)ブルボン 安定株?成長株?海外進出!柔軟な商品開発で攻める、お菓子の老舗。
もくじ
1.ブルボンとはどんな会社?
2.ブルボンは安定株?成長株?
3.株価指標でみるブルボン
4.まとめ
1.ブルボンとはどんな会社?
新潟に本社を置く、創業1924年のお菓子の老舗です。
社名の由来はマダカスガルにあるブルボン島由来のコーヒー種を使ったインスタントコーヒーを販売していたことからきています。
商品のラインナップはビスケットを中心に、キャンデー、チョコレート、豆菓子、米どころ新潟というだけあって米菓と、お菓子ならなんでも手掛けています。
その中でも定番といえば、アルフォート、ルマンド、味ごのみ、チーズおかきがあり、一度は食べた事があるのではないでしょうか?
2.ブルボンは安定株?成長株?
スーパーに行くと日本メーカーの新商品や定番アイテムがところ狭しと並んでいます。
日本のお菓子は種類が豊富でとても美味しいので、ついつい手がのびます。
勝手な想像ですが、お菓子会社といえば内弁慶なイメージがあり、成長性はないけど安定しているというイメージですね。
さらに、大株主を見ると、創業一族、関連会社、持株会の名が並び、なんと48.51%を占めています。
これに銀行・証券会社の10.7%、自己株式13.27%を加えると72.48%にも達します。
こういった株式は売買される事はないため、株価の動きが重くなってしまいます。
オリックスと似ていますね。
安定株の匂いしかしない・・・。
ところで、日本のお菓子は海外で売られていないのでしょうか?
明治やブルボンのIRを見ると、意外にも海外事業に積極的に挑戦し、中国などで好調とあります。
日本のお菓子メーカーすごい!!
日本のお菓子は美味しく、種類が豊富で面白いため人気があるそうです。
こういった需要に応えるべく、通販によるセット販売なんかも利用されているそうです。
*ブルボンも通販事業自体は行っていますが国内向けです。
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確実に日本のお菓子は海外でも需要があるため、成長株の匂いもしてきました。
お菓子の老舗ブルボンですが、子会社にエチゴビールという会社が名を連ねています。
商品ラインナップがビール、カップラーメン、マスク、天然水といったように、他業種です。
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老舗お菓子メーカーで、定番商品だけを売っているイメージを持たれがちですが、攻撃的な経営姿勢ですね。
これは製品開発にも表れており、ルマンドなどの定番商品をアイスとして販売。
健康志向のブームののり、プロテインバーの販売。
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社会的なDXの流れにのり、設備の積極投資を行い、lotの導入による効率生産、省人・省エネ化に取り組んでいます。
これについては大企業だからこそなせる業ですね。
やはり、成長株の匂いプンプンしてきました。
3.株価指標でみるブルボン
売上
売上は右肩上がりでしたが、ここ数年は横ばいです。
コロナ化の巣ごもり需要をつかみ、他の企業と比べれば奮闘したと言えるでしょう。
時価総額が525億円程度であることから、株価は過少評価されている傾向にあります。
ROE
売上が右肩あがりの時期は8%前後とまずまず良い数値でしたが、ここ数年は右肩下がりです。
コロナ化ので原材料価格の高騰や設備投資の影響でしょうか?
一株益
平均値を120円付近とすると、現在の株価2,300円は適正となります。
右肩上がり時くらいのパフォーマンスに戻ってきてくれれば、2018年初頭の3,000円台は期待できそうです。
BPS
BPSは綺麗な右肩上がりです。
有利子負債も5.5億円と比較的少額である事から、経営基盤の健全性がうかがえます。
4.まとめ
素晴らしい商品はあるけど、古いイメージがあるお菓子業界ですが、知らないだけで着実に海外進出の歩を進めていました。
お菓子は安価で繰り返し購入されるため、素晴らしい事業モデルです。
かたや、参入障壁が低いため、レッドオーシャンのイメージがあります。
しかし、昨今の最新のテクノロジーや流通の効率化などへの投資は大企業でないと踏み切れないため、スケールメリットが活きています。
本当に知らないだけで、効率経営を実践し優良株のモデルのようになっています。
ROEとEPSはここ数年は心もとないですが、経営状態は良好です。
そんなブルボンですが、株主優待を実施しており、株式配当金も連続増配を続けていますので、益々購入意欲が湧きます。