投資は自分で考える
つい最近、芸能界で大型の投資トラブルが発生した。
芸人さんが良かれと思い、周囲の芸人に投資を勧め、第三者にお金を託すというものだ。
通常こういった投資は最初の数年はリターンがあるものの、ある日を境にリターンが少なくなり、その内ストップ、あげくの果てには、運用会社が破綻して終わる。
お金は増やすのも難しいが使うのも難しい。
急にお金が入った人は勢いにのっているので、投資にも勢いおおせいだ。
また、お金がない人は成功している人を見ると、ついつい話しにのってしまう。
ねずみ講しかり、儲かるのはピラミッドの頂点だけだ。
儲かる話しはその当事者一人で行えばよい。
株式投資などで利益が出る、良い銘柄を見つけるとついつい人に話したくなるものだ。
自慢話は人に聞いてもらってこそ気持ちがいいからだ。
しかし、なぜなぜと聞かれるうちに迷いは生じてこないだろうか?
関心され続けると、自信の判断を過信してしまう事はないだろうか?
もし、相手が賢い人であれば、先に買われてしまわないだろうか?
プロや同様に投資を行っている人に相談すると、きっと相手も気持ちよく話したいの、あなたに合わせている事はないだろうか?
結果、投資判断が間違った事に気づいた時、相手のせいにしていないだろうか?
投資家として、すっきりとした気持ちで次の挑戦を思考するためにも、自分自身の冷静な分析が必要となる。
その結果、例え失敗しても、反省点や改善点がみつかるはずである。