③ 株の始め方 誰でも簡単にできる株式投資 (投資スタイルを見つけよう)

こんにちはKC.Lab所長です。

前回は売買の方法をご説明し、その上で改善点やご自身の癖を見つけましょうという話しをしました。

三回目は、それらを踏まえた上で投資スタイルを見つけようという話しをしたいと思います。

<目次>

1.投資スタイル

2.投資判断スタイル

3.KC論

4.次回予告

1.投資スタイル

投資のスタイルを簡単にまとめると、以下の4パターンに大別されます。

どの程度のスパンで利益を出すかによって、投資手法が変わってくるのです。

a) デイトレード

b) スイングトレード

c) 中期投資

d) 長期投資

a) デイトレード

→1日の株式市場の営業時間内に売買を簡潔させる手法です。

<メリット>

① 常に現金が手元にある状態のため、損切りのルールさえ決めておけば大負けはない。

② 株が塩漬けにならないため、常に心機一転挑戦する事ができる。

* 塩漬け:株価が下がったため、株価が上がる事を期待し長期間放置する事。

③ 利益が出されるようになれば、毎日資産が増えるため、株式投資の醍醐味が味わえる。

<デメリット>

① 現金を常に手元においておかなければいけないため、損切りをしないといけない事が多々ある。

* 損切り:購入した株価よりも低い株価で株を売る事。

② 売買の回数が多いため、手数料も沢山かかる。

③ 株価を常に監視しておく必要があるため、会社員などには物理的に難しい。

④ ③の理由からストレスも大きい。

④ 流動性のある株に投資する必要があるため、アップダウンも激しい。

⑤ 最初の内は資金が少ないため、一日に稼げる額が手間の割に少ない。

⑥ 株式配当や株主優待が貰えない(状況にもよるが)。

⑦ 経験値や判断スピードを要する。

⑧ 一度に複数の株式をさばく事が難しい。

b) スイングトレード

→2日から1週間単位で売買を行う投資手法です。

<メリット>

① 株主配当や株主優待を取得できる(会社や投資時期によりますが)。

② デイトレードよりも、スピード感を要さない。

③ 株が塩漬けにならないため、常に心機一転挑戦する事ができる。

④ デイトレードと比べて、監視時間が短くて済む。

⑤ デイトレと比べて、短期間の大局を見て投資するので、株価のアップダウンに比較的左右されない。

⑥ 一回の投資期間がデイトレより長いため、一回に狙える利益が大きい。

⑦ 一度に複数の株式を売買する事が比較的できる。

<デメリット>

① 損切りを常に考えておく必要があり、また、多々、損切りをするケースがある。

② 経験値や判断スピードを要する。

③ デイトレードよりも精度の高い情報収集が必要?

④ 仕込んだ

⑤ 売買回数はc) やd)と比べれば多いので、手数料が沢山かかる。

⑥ デイトレと比べ、損切りのレンジも大きくなるので、失敗した時のダメージが大きい。

c) 中期投資

→数か月ベースで利益を狙う投資手法です。

<メリット>

① 投資期間が長いため、日中仕事などで株価を監視できない人に向いている。

② 株主配当や株主優待が狙える(会社や購入期間によります)。

③ 一年に数回しか投資しないため、手数料がほとんどかからない。

④ ポートフォリオを増やす事が容易。

* ポートフォリオ:購入した株式の事(どの会社の株をいくつ持っているか)。

<デメリット>

① a)やb)と比べると、株価が下がる事への許容範囲が広くなるため、塩漬けになる恐れがある事。

② 数か月待った割に想定していた程の利益が出ない場合がある事。

d) 長期投資

→バリュー投資とも言われ、今後成長するであろう企業価値と株価を照らし合わせ割安な時に投資する手法です。

<メリット>

① 投資期間がほぼ永久のため、ほぼほぼ監視する必要がない。

② 手数料が一番かからない。

③ 余計な税金を払わなくてよい。

④ 割安な時期に購入しているため、株価のアップダウンに影響されずに利益を得るタイミングを待つことができ、大きく上がったタイミングだけ待てばよい。

⑤ 株価が世界的に暴落した場面でも、数年単位で構えているので、あまり動揺しなくてよい。

⑥ ⑤に近いが、株価の上下によるストレスが比較的少ない。

<デメリット>

① 数年かけて待つため、思いのほか資産が増えない可能性がある。

② 他に良い株が見つかった場合に見送りがちになる。

③ 売りのタイミングが早すぎて大きく儲け損ねたり、上昇の局面で見送ってしまう事がある。

④ 損切りの基準があまりないため、ずっとマイナスという期間が長くなる場合がる。

今の生活スタイルはどの様な感じでしょうか?

これだけでも、大分投資スタイルが限定できそうですね。

私は株式投資を始めた当初は長期間ネット環境にアクセスできない環境でしたので、長期投資が主戦場でした。

今は一部の資金でb)とc)の組み合わせた運用を練習中です。

2.投資判断スタイル

1章では期間で大別して投資スタイルを解説しましたが。

ベースは変わりないと思いますが、投資判断スタイルも投資スタイルによって変わってくるのではないでしょうか?

思いつく限り上げていきます!

・チャート

→チャートの傾向で判断。

・イベント型

→商品の販売時期、決算時期、株主優待の権利確定日、トラブル等、イベント発生時に合わせて売買の判断をする。

・企業価値と株価

→主にIRなどをチェックし、企業価値を見極め、株価と比較する。

・商品・サービスの将来性

→今までにない新しい商品やサービスに投資する。

全てチェックする事が堅実な投資の一歩ですが、投資スタイルのスピード感や生活スタイル(投資のための情報収集に費やす時間)などによって、必要とされる、若しくは得意とする判断手法ができてくるはずです。

3.KC論

あなたにあった投資スタイルと投資判断スタイルが見つかれば投資のための学習時間も効率的になり、後々、他の手法を学習するうえでもベースになりますので早い段階で検討する事をおすすめします。

私の場合は色々書籍を読みましたが、早い段階でウォーレン・バフェットの書籍に出会い、たまたまライフスタイルにマッチしていた事から長期投資スタイルでここ8年運用しています。

しかしながら、コロナ化の暴落のタイミングをチャンスと思い、中盤あたりで述べました通り、b)とc)の組み合わせに挑戦していますが、ベースは長期投資でいつかは買いたいと思ってリストアップしていた会社をベースに挑戦しています。

写真は私の書棚の一部です。

ここ最近、海外転勤を意識して本を大量処分(500冊くらい)したので、写真の本は1軍プラスαといったところでしょうか。

バフェットが好きなので、バフェット本がほとんどですね・・・。

内容が似通っているので、収集したバフェット本も半分くらいは泣く泣く昨年処分しました。

挑戦する事が第一歩ですし、失敗してもどんどん勉強して挑戦しましょう。

勿論、投資は自己責任ですので、失敗のし過ぎは厳禁ですけどね。

4.次回予告

次は投資を判断するために必要なファンダメンタルとテクニカル分析について少しだけ踏み込んで説明しようと思います。

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