先の先を読む思考法で投資もビジネスも勝つ!!
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i-pod、i-pad、i-phoneが発売された時、あなたはAppleの株を買っただろうか?
これらの製品の熱狂はテレビでひっきりなしに放送され、株価も上がっていた。
予想は容易であったはず。
ユニクロ、ソニー、ソフトバンクなどなど数えきれないくれないに、世間が熱狂していて、目に見えて株価の高騰が予想できるのに、これらの会社の株をあなたは所有しているだろうか?
正直なところ、私も勝っていない。
それは私自身が持つルールを破らない事を決めているからだ。
ただし、しっかりと先を見通せるものについては購入してもいい事はこのことからも明確だ。
そして、先を読む事はさほど難しくない事もこの事例から容易に理解できる。
チャンスは身の回りに沢山転がっている、しかし、それらを私達は拾えない。
なぜなら、それらが未知の物であり、しっかりとわからない、つまりはリスクととらえる習性にあるのである。
日本人は一つの物を極める事を良しとするところがある。
スポーツ選手に職人など輝かしい功績を手にした人達は一概に一つの事に没頭しているからである。
本書では特に述べられてはいないが、これらの人は一番のポジションにあり、その地位を常にトップランナーと走る事ができた稀有な人達である。
そうそう、そういった人にはなれない。
本書では多くの事を経験し続ける事によって、それらがいずれはリンクし、先を読む力が身につく事を説いている。
私もここ最近は一日一冊のペースで平日は本を読んでいるが、年間にして200冊以上の本と出合っているといえる。
これらの読書量はすぐには成果は出さない物の、思考の幅を拡げ、他の人よりも容易に先を見る力となる。
最初は面倒と思えるかもしれないが、苦痛であった一つ一つがリンクする瞬間は快感と言えよう。