仕事に不公平感を感じていたがアオアシを見て思考の整理がついた件
”アオアシ”という漫画がずっと気になっていましたが、昨日アマゾンプライムで第1話と2話を鑑賞しました。
アオアシはサッカーの漫画ですが、その中でもユースにスポットライトを当て、育成について書かれているのでサッカーが上手くなりたい人、サッカーを楽しく鑑賞したい人にはおすすめの作品です。
さて、第1話と2話を見ての感想ですが、ビジネスにも通ずるところがある、目から鱗の内容となっていました。
具体的にそのシーンを上げていきますと、
主人公は弱小チームでスタンドプレーが目立つ(ワンマンプレー)選手という設定ですが、弱小チームが勝利の喜びを味わい、チーム全員が主人公を信頼しているというのが前提となっています。
サッカーの試合自体は主人公が好き勝手にプレーしているように見えるのですが、なぜかボールが主人公に集まるのです。
そのカラクリは主人公がフィールドに立つ全てのプレーヤーの位置を把握し、自然とボールの集まるところが分かるというものです。
私は社内で花形であるものの、業務の難易度とストレスから皆から嫌煙されるポジションにいます。
常日頃から周囲が楽な仕事をしているのに、全てのつけが自分に回ってくるので嫌だ。
このまま行くとトラブルが起こるのに、忠告しても誰も動かないから、自分で行動を起こすといった事をしています。
ストレスが常態化し、飽き飽きしていたのですが、アオアシの解説を見て、ある意味周囲を俯瞰し、常にボール(仕事)のあるところに顔を出し、周囲もボール(仕事)をパスする存在が私しかいないだけという風に置き換える事ができるのではないかと感じました。
ボールを仕事に置き換え、それらを多く処理するという事は、私はMF的なポジションで、常に攻撃と守備のタクトを奮い続けているという事になります。
たまにFWになる事もありませんが、ゴールのような華やかさはありませんが、ストレスと考えていたものをボールに置き換えれば、自分は実は優秀な選手なのではないかと考える事ができます。
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今日はそこを意識して行動したところ、頭を抱えた上司の仕事を振ってきましたが、これもバックパスと考えれば、気持ちよく受けて前線にフィードする手立てを考えようとなります。
パスを出す人がいなければ、自分自信の力でドリブルで運ぶのもよしです。
二つ目は”考えて、考えると、考えずに動ける”というセリフです。
主人公が素晴らしいパスを出すのですが、ヒロインのキャラクターが主人公に必然的に綺麗なパスを出せたのか問うと、主人公は夢中だったから分からないと回答しほっとするとシーンがあります。
ヒロインには別に尊敬するプレーヤーがおり、先に述べたセリフを誇りに感じていて、主人公に同等の物を持っていてほしくないという意図があります。
ただし、私の思惑では主人公は考えて、考え続けた結果そういったプレーが出来ていると言えます。
私は仕事のその先を考え対立する事があります。しかし、周囲からすると常識を逸しているようです。私には考えなくとも結果が見えているのです。
常識に従わず、思考の傑作を表現しよう!
ユースのセレクションでは自己アピールをしたいという意識が働きます。
それは無駄なフェイントや傲慢なプレーとなり、チームスポーツであるサッカーの世界では歓迎されません。
また、いくら上手な選手でも新しく加わるチームになじめなければ、選手としては評価されません。
よって、初めて一緒にプレーする選手をいかに活用できるかという事が重要です。
そして、傲慢な選手達のなかではそういった選手は光ってくれます。
行きたい方向にへそを向ける。
ボールを受ける際、ボールにへそを向けていては、次の動作が遅くなります。
よって、行きたい方向にへそを向けながらその方向にボールを持っていく必要があります。
仕事も同様の事が言えるでしょう。仕事というボールがきて、まっすぐに受けているだけではただの作業になってしまいます。
自分の方向性を瞬時に導き出し、その方向に速やかに進める訓練が必要です。
どうでしょうか?
私は第3話以降を観るのが楽しくなってきました。
職場というフィールドで仕事というボールをどう運ぶか。
サッカーをしていると思えば、辞めたいくらい辛い仕事が少し明るく見えてきます。