クワガタ採集
今日の昼は卵を沢山産んでくれたメスのカブトムシをと二匹のオスのカブトムシの内の一匹を家族で採集したポイントに逃がしに行きました。
大人しいオスのカブトムシを違い、元気よく動き回るメスのカブトムシは我が家のアイドルでした。
息子は別れを惜しむ様子もなくリリース。
悲しいのは私だけでしょうか?
家に帰り、卵だけが残った、アイツがいない虫かご、少しこみ上げるものがあります。
しかし、息子はオスのカブトムシを逃がして空いたスペースにクワガタを入れたいと目を輝かせていました。
早速、その夜にクワガタ採集に。
ネット情報ではノコギリクワガタが採れるとあったので、ノコギリクワガタが今晩の目標です。
20時以降にクワガタは出てくるとありますが、夏休み初日、ライバルが多いと読み。
30分早くポイントへ。
既に、4組以上のライバル達が採集開始していましたが、案の定先に来た人が捕獲していたのか、採れないと嘆いていました。
弱音を同じように吐く息子。
初夜のクワガタ採集に来た息子に成果を出してあげたい私は、諦めたら終わりだから頑張ろうと声を掛けました。
他の家族はカブトムシ狙いなのか、探しているポイントは目の高さです。
期の隙間などに隠れるクワガタは残っているはずとにらんでいました。
30分くらい粘りましたが、成果がなく焦りかけた頃、別の子連れのお父さんが来ました。
我が子がそのお父さんに寄っていき、クワガタいないよと教えてあげると、なんと、そのお父さんが立派なノコギリクワガタを3匹も捕まえていました。
結構立派なサイズです。
市場価格は500円位はしそうです。
私も思わずかけより、素晴らしいサイズですね。もうクワガタを採るのは厳しいですねと話していると、沢山もっているので、息子に分けてくれると提案してくださいました。
ありがとうございます。
想像以上に素晴らしいサイズのノコギリクワガタ!!
そのお父さんはヒラタクワガタを探していたので、ノコギリクワガタを分けてくれたそうです。
これで満足した息子は帰ろっかと安堵の声。
自分で見つけさせてやりたいと連れてきた私はショックでした・・・。
それなら、農協の200円のでいいじゃん!!
クワガタを譲ってくれたお父さんがそこで鶴の一声が。
反対側にカブトムシは居ましたけど、いらないのでスルーしてきたので多分採れますよ。
息子にカブトムシでも良いので見つけてから帰ろうね。
その後も相手方の息子さんと打ち解け、大きな声できゃきゃ楽しそうに騒ぎ、その子にお父さんに絡む、息子に負けずクワガタを探す私。
あっ!!カブトムシが高い所にいた!!
うん??
その少し上に見えるのはクワガタじゃないか?
4人が木に集まる。
クワガタのお父さんが、あれはクワガタですね。蹴ったら落ちてくるかも?
我が子の小さい足で蹴る。そんなじゃおちてこないんだよなと私の心の声。
クワガタのお父さんが落ちてきたぞ?
お友達の網でクワガタをいちもくさんに捕獲し、虫かごから先ほど貰ったクワガタを出す息子。
頭に???が並ぶお父さん二人とお友達。
何してるのと聞くと、クワガタさん採れたから貰ったやつは返すんだよと息子。
その考えはなかったので、少し感動しつつ、いいアディアだねと賛同し返してあげました。
お供達とも短時間で打ち解け別れを惜しむ息子。
なぜ、今日メスカブトムシとの別れは悲しくないのか・・・。
そして帰路につくなか、貰ったノコギリクワガタは大きかったけど小さいクワガタさんだねと話すと。
息子は小さいから可愛いんだよとお気に入りのもよう。
帰宅後すぐにママに一通り自慢し、話を聞いたママに私がクワガタを採るまでの話をすると・・・
息子の理解では友達のお父さんがクワガタを見つけてくれて、友達の網で採ったんだよと聞いたよとの事。
・・・そのクワガタは10m位の高さにいたやつをパパが見つけたんだけどな。
なみだがちょちょぎれそうな夏休みの体験でした。