ランディックス 富裕層向け不動産売買サポートで好調 株価を分析する <その2>

もくじ

1.ランディックスの特徴

2.株価と主要指標

3.株主優待

4.まとめ

<1.ランディックスの特徴>

マイホームといえば人生最大の買い物と言われ、人生に一度というイメージが定着している。

確かに東京で家を買うとなれば、新築であれば3,000万円後半は安い地域であってもするものだ。

地方でマイホームを3,000万円も払って建てれば、立派な家が建つが、東京ともなると一般的にペンシルハウスなんていったりして揶揄される程である。

仮に3,000万円を35年ローンで購入すると、月7万円+金利(金利1%とすれば2.5万円)に加え、固定資産税などもかかってくる。

マンションであれば、修繕積立金に管理費として安くても2万円程の出費となり、合計10数万円の固定費となり、確かに何度も買えるものではないであろう。

一方で人生で一度の買い物である事から消費者は知識が浅く、不動産屋はプロである事から恰好の標的である。

千三つと言われているように(千個に三つ位しか本当の事は言わない)、あの手この手で買わせようとするのだ。

株式投資と同じで普段安いスーパーを何件も回っているはずが、高額な買い物についてはそんなになぜか悩まないのも不思議な事でもある。

不動産屋もこれが最後とばかりに売ってくるのが業界の風潮に思える。

私は不動産投資にも興味があるので、不動産屋(大手中心)に何件も内見をお願いしたが、やはりその物件を買うか買わないか、今、在庫として抱えているどの物件を買わせようかしか考えておらず、私と良好の関係をきづき、何件も買って貰おうといった営業はしてこない。

今回、マイホームを購入するに至ったが担当の営業の人も目の前の物件を契約する事ばかり考え、私が次の物件の事も考えている事は気にしていない様子である。

そろそろランディックスの話に戻すが、ランディックスでは富裕層をターゲットにしているというのが大きなポイントである。

富裕層にとっては不動産が人生最大の買い物とは限らないのである。

勿論、購入した物件のどれかは最大の買い物かもしれないが、良い体験ができれば購入するのである。

ランディックスの社長である岡田 和也氏はもとは広告業界に勤めるも不動産業に転身。

営業マンとして富裕層の対応をしている内にリピート買いをしてもらい、どんどん顧客を増やしたことから、お客さんに触れる仕事で独立したいとの考えでランディックスを創業したそうだ。

初めに説明したような一般的な不動産営業マンではなく、何度も不動産を買う前提で営業をかけている所が全く違うのである。

良い接客をしてもらい、良い物件を売ってもらう事ができれば、不動産は買うだけではなく売る事もできるので、売る時も同じ優秀な営業マンにお願いしたいはずである。

また、富裕層は一般の人とは違い、チームを作る事にもたけている。

良いサービスを受けたら、知り合いにも優秀な営業マンを紹介するはずである。

するとどうだろうか?

富裕層向けの物件がどんどんその営業マン中心に循環するようになるはずだ。

良い物件が取り扱いでき、優良な顧客を持っていれば、自然と売却ルートができているので素晴らしい仲介を可能にするのである。

これがランディックスの仕組みであると考察する。

だからこそ取り扱い地域は城南6区に集中しており、最近では文京区・杉並区・中野区・豊島区などにも広げている。

たまに高級エリアの物件を検索する趣味が私にはあるが、素敵な物件だなと思い、不動産会社を見るとランディックスである事が増えてきた。

富裕層にルートを持っているのでこのような希少地域の物件を抑える事ができる。

他の不動産屋は指をくわえて見ている事しかできないため、競合性も低いと言えよう。

その他のビジネスとして、アートのサブスクリプションサービスやペットの情報交流サイトの運営なども行っている。

<2.株価と主要指標>

出典:YAHOO!JAPAN ファイナンス

株価は上場来2回目の山に達しています。

チャートとしては上昇局面です。

EPS

EPSは上昇傾向です。

仮に240円を平均的な値として抽出しPERを20倍が標準とすると、予想株価は4,800円となります。

但し、まだまだ成長中の企業でありますのでこれ以上は期待したいです。

BPS

お手本のように綺麗に上がっています。

株価を下まわっていますが、これなら安心感があります。

売上

こちらも順調に上昇しています。

時価総額は100億円程ですので、売上の方が大きい状況です。

株価としてはやはり5,000円くらいまで騰がってもよいのではないかと感じます。

ROE

2021年は10%を切っていますが、それ以外の年は15%前後ととても素晴らしい値となっています。

富裕層に特化したサービスなので、今後も同程度の水準が期待できそうです。

長期投資にはぴったりですね。

<3.株主優待>

株主配当は73円出しており、配当利回りは株価4,000円を基準とすると、1.8%程とまずまずです。

株主優待は300株よりプレミアム優待クラブのポイントが貰え、ポイントに応じて商品と交換できます。

その商品の中には業界初となる仲介手数料割引チケットといった商品もあります。

最大で15%の割引を受けられます。

仲介手数料は物件の価格に3%+6万円というのが一般的ですが、仮に1億円の物件を購入すると、ランディックスに306万円と消費税を払う必要があります。

15%割引を受けられれば約45万円程の割引となり、大変お得です。

最大5万株で10万円相当のポイントを頂く事が出来ます。

但し、5万株となる今の株価で2億円の資金がいるのでちょっと厳しいですね。

最小で優待を受けられる300株でも120万円程の資金が必要となりますので入門向けの株式投資ではなさそうです。

<4.まとめ>

私がランッディクスに注目した入り口はUSEN-NEXT HOLDINGSの宇野社長が大株主で1%保有していた事です。

優秀な経営者がサポートしている企業はどのような企業か検索したところランディックスに出会いました。

株価指標を見ると好調で伸びしろがまだまだあり、不動産業界のなかでも富裕層に特化したサービスは光っています。

何度もお付き合いしようと思って接してくれている不動産営業マンにこれまで出会った事はありません。

今後も業界に旋風をまきおこしてくれるのではないでしょうか?

私の最近の投資手法は少額から入り、株価の変動を見ながら少しづつ増やしていく手法をとって行くのですが、購入してすぐに跳ね上がったので後悔しています。

とはいえまだまだ株価は騰がると踏んでいます。

チャンスがあれば買いましたい銘柄の一つとなりました。

*株式投資は自己責任です。買いを推奨するものではなく、当サイトの管理人の意見となります。

投資判断は十分に注意して行いましょう。

登録お願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です