油そばから考える株式投資
今日は会社がお休みで家族それぞれ余裕があったので、お昼は私は一人でした。
会社を死ぬほど辞めたい私は溜まった仕事を片付けるべく、娘を幼稚園に送った後は黙々と業務をこなします。
既に固定残業代となっているので休日返上で空残業です。
今日もこんな酷い会社のビルにはピンポイントで隕石が落ちればよいのにと願ってやみません。
昼ご飯は気分転換で一人ランチにしました。
お昼に選んだのは油そばのお店です。
私は油そばのイメージですが、普通のラーメンに油がかかっているとのイメージでした。
店内に入るととても感じのよいおじさんが丁寧な接客で迎えてくれます。
1時頃に入店しましたが店内の稼働率は50%といったところです。
お店は地下の人が入りづらいところで、店内の広さはカウンター8席とテーブルが3席といったところ。
店員は3名いました。
お昼としては客足は少なく、静かな店内ですが、食べログの口コミも上々なお店です。
テナント料は1階を外しており、お店のサイズからしてさほど高くないと言えそうです。
厨房はカウンターが高いため見えませんが、店長らしきお店の人が仕込みのような動きをしています。
油そばの価格ですが、食べログでは700円から750円に値上げとあったのが、本日の価格で800円になっていました。
それでもラーメンと考えると安いですね。
名物油そばを頼み、調理は静かに進み着丼しました。
あれ?
スープがないですね?
チャーシューとカイワレとメンマしか乗っていません。
ラーメンと言えばスープが原価率が高いはずなのみ、スープと言えるものがなく、めんを少しどかすと、少し濁ったあぶらが底の方にあります。
ここで感じたのですが、このお店で一杯のラーメンを作るという課程があまりないのではと感じました。
麺は製麺所にお願いし、チャーシューはカウンターに乗っていましたので、お店で漬け込む。
後は油に少し、味付け用の何か調味料を混ぜれば完成です。
正直言って、これなら誰でも作れるぞ?
これで800円は高い!!
正直500円で出して、座席の回転率を上げてももうかるんじゃないかと感じます。
誰でも簡単に作れる!原価率と技術がネックとなるスープを省くという発想がとても斬新です。
こだわるところはほぼほぼ素材と言えるでしょう。
後はトッピングやらサイドメニューで儲け放題です。
横の席を見ていると、ビールと餃子をつまんでいるお客さんがいますが、ここではこれが賢い食べ方なのではと感じました。
ー今日のブログのまとめー
原価率がかる素材を省くという発想=利益率のアップ / 手間の削減 / 作業スペースの節約
材料の管理の簡略化
仮に原価率業界において、上記、省略の手法を採用する会社が現れれば買い!!
注意点
難しいところを省いているので、真似し易い。
競合が現れた場合に差をつけづらい
*大企業が行っている場合には長期保有でもよいが、正直新興の会社であれば短期投資に限る。