車の購入の考え方と資金繰り
東京に住んでいると、電車網が発達しており、タクシーをどこでも拾えるので車の購入のメリットはあまりない。重い荷物もネットスーパーや大概の店では配送サービスがあるので運ぶ手間が省け手ぶらで行動できるので便利だ。
車がないと不便なのはゴルフなど早朝のイベントに参加する際、電車だと間に合わない事。
電車に乗ると、様々な人がいるので余計ないざこざに見舞われたりと嫌な気分を味わう。
いちいち時間を考えて行動するのも面倒であり、ふらっと出かける事ができないので、自然と行動範囲が狭まる。
タクシー電車を利用しても、月々3万円までであれば、運転手付で移動ができ、駐車スペースや車の維持の手間が省けるので正直なんのストレスもないというの私の考えだ。
しかし、私も年を重ね、車を今の年齢で持たなければ一生持たないと思い、購入の検討に今回至った。
<車の選定方法>
車は通勤に使う、買い物するために必要など、使わざる負えない状況の人が必要。
車が好きで乗りたくてしょうがないといった人に必要。
大きなところでこの二つではないだろうか?
そして、車がなくても車を持つという選択するという事は車という嗜好品を買うという事であると考える。
移動の足というだけであれば100万円程で買える軽自動車が便利であろう。
しかし、嗜好品という事であれば、所有欲を満たさないといけないので、そこそこに値がはるものを買う必要がある。
そうなるとパッと思いつくのはメルセデスベンツやアウディなどといいた輸入車がターゲットに入るのであるが、こういった車も街中でよく目にするため、どうしてもかぶってしまうのだ。
これでは所有欲を満たすという点では、只の浪費でしかないととらえる。
そこで私が思うのは国産車のトップクラスを買うというのが最良の選択であると考える。
幸い日本には世界で戦う、立派な車メーカーが沢山そろっている。
株式投資のうえでも、私はトヨタ・マツダ・スバル・ホンダと車の株を購入した経験がある。
国産車のメリットは輸入者にかかる関税や輸送コストがかからないため、同金額で質のいい車が買えるという事。
壊れた場合にも、部品の納品は絶対に国産の方が早い。
カスタマーサービスも日本人目線の対応をしてもらえる。
一番のポイントは同じ500万円の車で比較した場合に、輸入車はかっこいいかもしれないが車としての性能はやや国産車が上回るはずという事だ。
絶対に少しでもいい買い物をしたいというのであれば、国産車一択になる。
そこで、私が検討したのはホンダのZR-VとレクサスのNXとスバルのフォレスターである。
<購入車の決定方法>
3台の車は500万円を超えてくるので、高級車の部類にギリギリ入ってくるくらすである。
ホンダZR-Vの魅力はまだ販売して間もないため、他の人とかぶらないこと。
そして、何よりも外観が輸入車寄りのデザインでかっこいい事だ。
内装も値段の割に高級感があり、何よりホンダでお金を借りた場合、金利が0.9%キャンペーンをやっていることだ。
530万円程の金額になるが、値引きも30万円前後が期待でき、リセールを仮に7割とすると、車体価格450万円の7割で約300万円となり、トータルで払う金利が約25万円程。
仮に5年乗ると1年あたり45万円の維持費となり、月にして4万円弱の支払いとなる。
ホンダさんで500万円を借り、株主配当4%で運用した場合、毎年16万円の収入となり、実質2.5万円程に抑える事ができる。
株価が上がれば、チャラだ。
次にレクサスNXにうつる。
レクサスは値引きがなく、オプションをつけて700万円程度の購入金額となる。
レクサスのディーラーローンは4%以上の金利のため、カーローンを利用したい。
カーローンは安い所で1%後半の金利となるので、2%として計算する。
ローン金利としては約50万円の支出となる。
レクサスは値引きをしないので、商品の価値が落ちないのが嬉しい。
リセールを8割程度考えると630万円の車両価格の8割で500万円でのリセールと想定。
700万円を先と同じく、4%の配当で運用すると、22.4万円の収入となり、5年間として考えると、約140万円でレクサスに乗る事ができ、こちらも月当たり2.5万円の出費となる。
金額的には同程度のレベルとなるので、正直好きな方を買えば良いと考える事ができる。
ローンを借りられれば、700万円の車は約300万円の車と見る事ができ、実は誰でも手に届くという事が分かった。
但し、銀行系ローンを借りられない場合には、高金利のディーラーローンとなるので金利の支払いが倍になるのが痛い所。
<現金で買うかローンで買うか>
もうすでに答えは出ているが、何かしらで運用している、若しくはできる人はローンで買う方が圧倒的に有利だ。
生きていて500万円もの大金を貸してもらえることはないのだ。
現金のメリットは金利分を払わなくていい事だ。
さらにレクサスであればレクサスのクレジットカードを契約すれば、クレジットでの使用も可能となっているそうだ。
但し、まとまった現金が手元にないという事は金銭面では人生の行動パターンにおいて大きな制約を受ける事になるので、あまり賢い選択とは言えないように感じる。
余計なリスクや色々と考えるのが嫌という人に限るのではないだろうか?
加えてディーラーローンは恐ろしく高い。
レクサスのディーラーロンは4%と高金利であった。
2%になってくれると株主配当で確実に金利に勝てるので、まずは銀行系カーローンを検討したい。
<どの車を購入したのか?>
答えから先に言うと私はZR-Vを購入する事とした。
一番の魅力はディーラーローンで2024年9月中であれば0.9%という低金利である。
5年での返済ではるが、車のリセールで300万円を回収、配当金で50万円を回収として、残り100万円株価の上昇があればほぼタダで乗る事ができる。
とりあえず数年乗るベースであり、最悪全額返済できるのであれば乗り換えの柔軟性が増す事は大変魅力と感じる。
今回の車購入にあたって学習したことはメーカーによっては売り出し中の車程低金利である事。
カーローンを利用すれば、消耗品の車がほぼほぼタダで乗れるという事である。
ちなみに私は将来の車購入費用として1,000万円を現金でキープしていたのでこの分をようやく投資に回せることから、配当金だけの回収が3年で100万円になりさらに有利な条件となる。