INPEX 国際石油開発帝石(1605)の株価について分析する ~高配当!これから期待の環境関連銘柄~
今、何かと話題の環境関連株のINPEXの株価動向を分析します。
INPEXというとあまり聞きなれない社名ですが、景気の動向が激しくなると、
原油などの資源関連の会社の名前がよくあがります。
最近、社名変更をしましたが、旧国際石油開発帝石です。
目次
1.魅力的な商品・サービスを提供しているか?
2.INPEXの強み
3.株価と主要指標
4.まとめ
1.魅力的な商品・サービスを提供しているか?
石油・天然ガスの採掘、販売事業を行っています。
アブダビ首長国、アゼルバイジャン、カザフスタン、オーストラリアなどに油田を持っており、
採掘した資源を世界中に販売しています。
採掘にかかる生産コストをどれだけ節約できるかと原油価格の変動が会社の数字に影響を与えます。
石油・天然ガスは我々が経済活動を行っていく上でなくてはならないものです。
コロナ化でテレワークなどが日本では行われていますが、
いまでも最前線で休むことなく日本経済を支えるべく、根幹となるエネルギー送っている事業の一つです。
また、航空・海運は大量の燃料を消費することから環境に悪いガスを大量に排出しています。
天然ガス(LNG)は石油製品に比べ、クリーンなエネルギーである事から、消費が活発になってきている資源の一つです。
2.INPEXの強み
資源採掘には莫大な費用を投じる必要があります。
そのため、資金力があるプレーヤーのみが参入っできるので、競合相手が限られます。
また、INPEXの大株主には、経済産業大臣の名前が載っており、
尚且つ筆頭株主で18.9%を占めています。
日本は島国であるため、資源に乏しく、海外からの供給に頼る必要があります。
また、海外の地で資源を採掘をする権利を取得するうえで、経済産業大臣の名前がここにある事から、
その意味を察する事ができます。
先にも書きましたが、ここ数年INPEXは2兆円というお金をオーストラリアのイクシスLNGプロジェクトに投じています。
LNGに需要は伸びており、かつ、高額な資源である事から今後の発展が期待できます。
オーストラリアと日本や資源需要の高い中国に近いという立地も後押しをしてくれそうです。
なにしろ、輸送コストを抑えられますからね!!
3.株価と主要指標
株価
株価は750円(5/28)です。
チャートは下落基調です。
バーゲンセールが始まっているように見えます。
売上
チャートに反して、V字回復しています。
ROE
標準以下です。
取り扱っている商品の価格が景気の影響を直に受けやすいので、かんばしくないですね。
一株益
一株益は意外にも、右肩上がりです。
株価にして1,000円をつけてもおかしくない勢いです。
BPS
2018年までは上がり基調ですが、それ以降は下がっていますね。
資源関連は景気によって、資源の価値が変わってくるので判断が難しいところです。
少なくとも、今の株価と比較する限り、とても魅力的に見えます。
元の1,500円位には十分戻ってくれそうなくらいの体力があります。
4.まとめ
景気変動株ですが、これからの需要にあった製品の発掘に着手が芽を結びつつあります。
コロナウィルスの影響下、海運・資源関連銘柄は株価を上げていますが、少し一服し元に戻りつつあります。
また、元よりチャートの雰囲気はバーゲンセールの予兆があります。
配当も年間で33円も出るそうです。
利回り4.4%と高配当です。
さらに、さらに1年以上保有するとQUOカードの株主優待まであります♪
所有年数に応じて、追加のQUOカードまであります。
400株からですので、今なら、30万円の投資とお得です。
長期保有にぴったりの銘柄です!!
*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に注意して行って下さい。