小林の日でしょ?
金曜日の午後のこと。
お兄ちゃん(四歳)がカブちゃんのTシャツを着て走ってきた。
カブちゃんはJリーグの川崎フロンターレのマスコットだ。
「今日は小林の日でしょ?」とにっこり。
川崎フロンターレのエースストライカーの名前が小林であるが、我々が小林と何度も言っているので、
お兄ちゃんはサッカーを見る日の事を小林と言う。
しかし、Jリーグは通常土曜日開催だ。
ぼちぼち曜日の間隔がついてきているなら嬉しいのだが、残念ながら違うよ。
土曜日のこと。
私が「今日の午後は小林の試合だからね!」というと、
「小林着ないと!」とお兄ちゃん。
残念ながら、昨日来たから今日はないんだ・・・。
試合の笛がなる。
「小林始まったからプラレールするね♪」とお兄ちゃん。
静かになるからいいけど、見ないんかい!!
前半終わって2-0で勝っている。
なぜか点数が入る度に、見てないくせにハイタッチの強要がはじまる・・・。
後半も中盤にさしかかり3-0で勝っている!
突然、お風呂から上がってきたお兄ちゃんがフロンターレの練習着をきて参戦。
おっ!やっと、興味を示したか?
と思いきやプラレールを始める。
見ないんかい!!
そして、その数分後に失点・・・。
なんだかな・・・やはり気持ちが大事!!!
試合は無事3-1で終わったが、未だにサッカーに興味がない息子であった。