実質金利0から見る車市場
先日、車を購入しましたが、車選びで大きなポイントとなったのは期間限定の金利0.9%という商品である。
5年間かけて返済するのだが、仮に500万円の車を購入すると、最後の支払い時に200万円を返済し、残りを60回に分けて返済する。
単純に300万円を60回で割るとひと月5万円程度の支払いになる。
リースサービスと変わらないうえ、最終返却の200万円はディーラーに買い取ってもらえるので返済の必要はないと言える。
この売買方法のメリットは手元に資金がなくても、高級車に乗れるという事である。
さらに資金に余裕があれば現金を手元に残す事ができ、資産運用で増やせば車が格安で乗れるのも魅力である。
自動車メーカーにとっても資金力の少ない消費者に積極的に車の購入を促せるので、通常ではターゲットではなかった購買層を開拓できる。
さて、この仕組みを購入した私の車はHONDAであったが、昨日、日産のCMで実質金利0という説明が流れていた。
HONDA車は全車種金利が割安(私の時は0.9%であった。)ではなく、売り出し中の車種1種類のみであり、バカ売れしているフリードやVEZZELなどには金利が4%前後と高額であるが、どうも日産は全車種のようである。
そこで思ったのだが、高級車を短期間で買い替える人が増えるという事は中古車市場にそれだけの車が出回るという事である。
過剰に出回るという事はリセールの価値が下がる事になるので国内では売れない。
ついては海外で売るというのが常套手段になる。
ここ数年の流れは半導体不足で新車が買えないから中古車を買う、故に中古車の高騰につながっていた。
この流れは後数年で先に述べたように変わるものと推測ができるのだ。
それでは中古車はどこに行くのだろうか、日本近隣であれば、左車線・右ハンドルのオーストラリアやニュージランドなどが有力だ。
これらの国には有名自動車メーカーはなく、日本の車が人気だ。
加えて、大きな大陸であるオーストラリアでは車が必須アイテムであり、そのほとんどが中古で賄われているのだ。
勿体ないの国日本の良質な中古車はこういった国へ流れると予想される。
中国のBYDなども一大勢力であるが、アジア圏ではまだまだ日本車は売れる。
加えて日本の中古車は勿論国産車だけではないのである。
そこで、今回、私が注目する銘柄はオプティマスである。
詳細は次回のブログにてつづろう。