(7532)PPIH~驚安の電動ドン・キホーテ~

もくじ

1.PPIHとはどんな会社?

2.企業理念

3.ドン・キホーテの強み

4.主要株価指標でみるPPIH

5.PPIHの今後の展望

1.PPIHとはどんな会社?

ドン・キホーテで検索するとPPIHという会社が出てきます。

Pan Pacific International Holdingsの略称で、この会社がドン・キホーテを運営しています。

主力事業は以下の通りです。

ディスカウント事業 : 主にドン・キホーテ

GMS事業      : 総合スーパー事業

ユニーと統合したことが、一時期ニュースになっていましたね。

海外事業      : ドン・キホーテを海外で展開しています。

まとめると、小売業を専業としています。

その他、不動産事業、物流事業もてがけており、最近ではプライベートブランドも手掛けています。

驚きの価格の家電を販売しているので、ネットニュースをざわつかせていますね。

2.企業理念

PPIHを見ていく上で企業理念を素通りする事はできません。

ものすごく力を入れている会社で、”源流”という企業理念集まで作っています。

テーマは”顧客最優先主義”です。

企業理念を大切にしている会社はとても良い会社です。

軸がしっかりしていてぶれないですね。

3.ドン・キホーテの強み

オンラインショップが主流のなか、リアル店舗専門です。

豊富な品揃え・驚きの安さがなによりの売りのドン・キホーテ。

まず豊富な品揃えから見ていくと、ドン・キホーテの売り場は商品がところせましと並んでおり、客の”ワクワク・ドキドキ感”をかきたてます

豊富な品揃えをギュッと詰めたお店は建物の大小を選ばず展開できるのもメリットです。

次に驚きの安さですが、商品の仕入れを各売場の担当スタッフが担っています。

驚きなのはアルバイトも仕入れを行っているという事実です

お店でその商品に精通した人が仕入れているので、無駄がなく、適正な価格も判断できるので安く仕入れる事ができます。

スタッフのレベルがそれだけ高いという事ですね。

4.主要株価指標でみるPPIH

売上

素晴らしいカーブです。

ROE

毎年安定してとても高い数値をだしています。

店舗増に伴う売上アップだけではなく、収益体質もしっかりしているようです。

一株益

会社の規模が大きくなるに合わせて、着実に稼いでいます。

BPS

資産もしっかり増加しています。

どの数値も素晴らしいですが、現在の株価2,450円は少し先行感があります。

ちょっと高いですね。

5.PPIHの今後の展望

小売業界とは参入しやすいかわりに、価格競争に見舞われやすいのが難点です。

ドン・キホーテは驚安の殿堂をスローガンにしている通り、安売りのお手本のような会社です。

それにも関わらず主要株価指標が優れているのはなぜか疑問に感じましたが、挑戦的な売り場はメーカーの実験室的な役割があるため、面白い商品を安く仕入れる事ができるので、他の小売業者と差をつける事ができています。

足をひっぱるのではと思われたユニーとの統合も仕入れのスケールメリットを活かし、さらなる驚きの仕入れにつなげています。

海外進出にも力を入れていますが、この日本的仕入れ手法を海外で実践できるのかも注目です。

株価についてですが、成長性がありとても有望と感じますが、ちょっと手をつけづらい価格です。

チャンスがあればもう一度検討したいですね。

*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に注意して行って下さい。

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