良品計画(7453)の株価について分析する ~シンプルで美しいを提案する~
皆さん、無印良品は好きですか?
私が無印良品の商品で使っているものと言えば、化粧水と乳液ぐらいでしょうか?
たまに、カレーも買いますね。
そんな、無印良品を運営する良品計画を今日は見ていきます。
目次
1.魅力的なサービス・商品を提供しているか?
2・良品計画の強み
3.株価と主要指標
4.まとめ
1.魅力的なサービス・商品を提供しているか?
決算説明会の資料を読むと、”シンプルに美しく暮らそうとする生活者にとって最良で最強な商品と店舗の集団にする”とありました。
無印良品に行くと、家具、衣料品、食品、日用品、文房具、旅行用品となんでもそろいますね。
革新的な商品はありませんが、シンプルで洗練された商品がなんでもそろいます。
値段は決して安くわなく、普通にお値段です。
しかし、日常のデザインを邪魔しない、シンプルなデザインで、日常を豊にする商品がそろっています。
決して”可愛い”とか”おしゃれ”という言葉には当てはまらない物の、シンプルで美しい商品というブランドができています。
しかも、手に取ってよく見ると、産地や工房など質に関しては手を抜いていません。
よって、他社の製品との差別化がしっかりとなされているのです。
2.良品計画の強み
元は株式会社西友のプライベートブランドです。
出店、流通、開発などのノウハウが元よりあり、大企業から独立した分、自由度も高い会社といえるでしょう。
ついては、世界進出も積極的です、中国、台湾、イギリス、フランス、インドなどは勿論のこと、アジア、欧米世界中に出店しています。
昨今、アメリカについてはコロナの影響もあり破産したといったニュースが上がっていましたね。
海外出店の手法としては、
コマーシャルなどの宣伝はうたず、主要地域に大型店を出店することによる宣伝効果を利用しています。
現地スタッフを積極的に登用することにより、家賃交渉やローカルルールに柔軟に対応。
どういった土地が効果的かなど海外出店のノウハウはしっかりとしてきています。
また、日本のアイディア日用品や文房具などは海外でも人気ですが、その土地に根付いた商品も積極的に取り入れています。
3.株価と主要指標
株価
海外進出を始めた頃は勢いがありあましたが、最近は元気がないですね。
コロナの影響を2020年にはもろにうけ、一時期1,000円近くまで値を落としています。
現時点での株価は2,155円(5/25時点)ですのえ、元に戻した感じですね。
好調に見えた海外進出はやや苦戦しているようで、こ株価がさえないです。
国内は元々、ご存じの通り好調ですので、アメリカのような不採算店が精算できれば見かけ上、
会社の数値はいつでも良くなるのですが・・・。
売上
海外進出積極とだけあって、売上は順調に上がってますね!
しかし、グラフにはないですが、この後、大幅に下げています。
コロナの影響ですので仕方がないのですが・・・。
ROE
2020年は赤字にコロナの影響で赤字に陥るので算出不可となりましたが、
元々は高ROE体質の企業です。
大変すばらしいですね。
国内でしっかり稼いで、海外進出とのシナジー効果を出しています。
在庫過剰といった記事を読んだ事もあります。
特に最近は商品のセールのニュースをよく見ます。
値下げしただけで、ニュースになるくらいですのでそれくらい人気があるという事ですが、
一旦、値を下げてしまうと元に戻し辛くなりますし、利益率にも影響がありそうなので心配です。
一株益
売上、ROEが好調が表しているように、一株益もコロナ流行前は右肩上がりです。
ここから見ると、今の株価は妥当な気もしますが、コロナ鎮静化後、
海外のお店、商品が整理されて、どこまで業績があがってくれるかが鍵となってくれそうです。
BPS
株価と比較すると見劣りしますが、コロナ前までは右肩上がりです。
4.まとめ
国内で人気があり、消耗品を多く手掛けているのでリピート買いする商品多数手がけています。
海外進出に積極的で、少し苦戦していますが、原因は見えています。
収益力も元より高く大変すばらしいです。
実は私も1,000円付近に下がった時に買っちゃいました。
反省点としては、欲張らずに最初に計算した株数を買うべき事でした。
既に売になっているのですが、もう少し様子を見たいと思います。
配当も来年あたりからじょじょに上がりそうです。
株主優待は残念ながらありません。
*株式投資は自己責任です。リスクは必ずありますので十分に判断のうえ行いましょう!