明治ホールディングス(2269)の株価を分析する ~乳業・菓子国内首位~
今日は明治ホールディングスを分析します。
明治ホールディングスといえば、1000株で5,000円分、500株で3,500円分、100株で2,000円分のお菓子詰合せを株主優待で出しています。
遠足のお菓子が500円分だったのを考えると、わくわくする内容です。
そんな明治ですが、株価が一時期10,000円を超えていましたがじわじわ下がり現時点で6,000円台と買いやすい局面になっています。
ちょっと、魅力的に感じます。
ただし、1,000株で600万円は高いですね。
ただ、優待目当てで買う分には長期保有となるので、気長に持つ分にはとても良い会社であると感じます。
明治といえばお菓子や乳製品の老舗です。
歴史があり、大企業ですので、明日、明後日に潰れるようなビジネスモデルではありませんね。
有名な商品といえば、ブルガリアヨーグルト、おいしい牛乳、R-1、SAVAS、チョコレート効果、VAAM、Meijiチョコレートなどがあります。
お菓子というと、沢山食べてはいけない物、つまりは健康に悪い物というイメージがつきがちです。
しかし、明治のヒット商品を見てみると、美味しいだけでなく健康に特化している事がうかがえます。
SAVASは元々プロテインで有名なブランドですが、飲むプロテインやヨーグルトとして販売し、弁当のお供としてコンビニで手柄に購入できます。
R-1はインフルエンザの予防効果がある?なんて言われています。
VAAMは有酸素運動のお供で、体脂肪に効くと言われています。
高カカオのチョコレートもいまや定番です。
嫌煙されがちなお菓子が毎日とりたい物という付加価値がついているところにライバルとの差別化ができています!
意外にも売上を見てみると、4,000億円を食品で稼ぎ、1,000億円近くを医薬品で稼いでいる会社です。
医薬品との相乗効果が今後期待され、さらなるヒット商品の開発が期待されます。
明治といえば、繰り返しとなりますが、老舗であり、お菓子産業というと、少し株価の変化としては地味であると感じます。
株価を今後上げていくには、海外に打って出る必要がありますが、日本のお菓子は海外でも人気があります。
私はフィリピン人とも働いていますが、彼らは日本に来ると日本のお菓子を買いますし、Meijiチョコレートをあげると大変喜んでくれます。
さてMeijiに目を向けると、中国とアメリカに会社を作り、その事業は今大幅に伸びています。
国内の厳しい競争の中、品質は折り紙つき。
欧米といえば、健康志向が進んでおり、日本食もちらほら有名人が宣伝したりと、日本ブームは健在です。
健康志向のお菓子なんて言われれば飛びつく事間違いなしですし、海外に競争相手が少ない事が予想されます。
これから期待しかありませんね。
*投資は自己責任でお願いします。リスクは必ずありますので、十分に判断したうえで行って下さい。