株式投資の勉強法
株式投資の勉強法といえば何を浮かべますでしょうか?
私は20歳の頃、入門書を数冊読んでいました。
良く分からない自信だけはありましたが、一向に投資を始める事はありませんでした。
バイト先の先輩にそういう事であれば、オンラインの世界で色んな人と競うサイトがあると薦められ、仮想トレードを体験しました。
確か1,000万円を三カ月で一番増やした人が勝ちというものでしたが、私は1,200万円まで続けて3回増やしたのを覚えています。
但し、トップ10には同じハンドルネームの人が並び、私とは圧倒的な差を生み出しています。
そして感じたのは、私の投資スタイルは結局は博打に近い物で、お金をお金と見ずに投資しているから、勝てるという感覚でした。
身銭を賭けていたら、このような大胆な投資は出来なかったでしょう。
しかし、いつかは始めたい、社会人になれば金銭的に少しは余裕が出るから、挑戦できるだろうと考えつつも行動を起こしたのは27歳の時です。
26歳から株式投資の本を再び読み返し、ここで変わろう変わろうと1年間本を読み続け、ウォーレン・バフェット氏の本と出合うまではひたすら読み続けていました。
バリュー投資は博打ではないのではないか、評価が低くなっている有望銘柄をひたすら持ち続ける事はきっと博打ではない。
とりあえずはやってみようとここで思い立ちます。
しかし、実践の場に出るも、何を買えばいいか意外に分かりません。
まずは身近な業界の株を数十万円づつ2社買いました。
1社は少し上がった所で、自分の購入判断に段々迷いが出てきたの売りました。
もう一社は1カ待ち、数万円の利益が出ました。
すごくはらはらしたのを覚えています。
もっと、良い判断をしたいと思い、自分が不安になった理由を見つめなおし、投資銘柄を検討するようになりました。
すると、世の中の全てが投資対象に見えてくるではありませんか?
日常が自然と学びになります。
今まで参考書で学ぼうとしていた事なんて一切無意味といえるでしょう。
投資は実践と改善の繰り返しです。