人生をどう豊に面白くするか?”苦しかったときの話をしようか”読後レビュー
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著者である森岡 毅さんはUSJを復活させた経営者で有名な方だ。
今でこそマーケティングという単語は常識のように通っているが、一般的にマーケティングといえば、アンケートを無作為にとり、市場調査をするといった意味合いが日本人としての標準ではないだろうか?
そういったマーケティングをより合理的に行い、文章にしたという事は真の意味で日本のビジネスモデルにインパクトを与えたのではないだろうか?
本書では著者が子供のために文章をしたためた内容となっている。
一流の学校を卒業し、一流の企業に入る事が目的になっていないだろうか?
会社員である以上は雇われ人であり、収入には限界がある。
つまるところある一定以上の収入を得るためには、オンリーワンになるか経営者となる必要があるのだ。
では社長になればいいのかというと違う。
あなたが出世し社長になったとしてもそれは会社員の枠組みでしかない。
大きな収入を得ようとするには会社のおオーナーになるか、プロに徹する必要がる。
最初の話に戻ろう。
就職先を選ぶ際に何を基準にしているだろうか?
一般的には大企業である、安定した会社であるといったところで安易に決めていないだろうか?
その結果、やりがいなどを求められるだろうか?
そもそも、スタートの時点であなたのビジョンは明確ではないのだから満足を得る事はないだろう。
ついては、私の強みはこれこれであるからこれを活かした仕事を集中してやるといった事が大事だ。
得意だから楽しい、楽しいから追及して取り組めるのでプロになれる。
プロであるからこそ、より高い仕事が回ってくるので収入が上がるというのが本来のプロセスである。
あなたはそうしてきただろうか?
子供にこの反省を伝えられるだろうか?