トライアングルを作り、6バックを攻略する
サッカーは一人では思っている程、何もできない。
あのイニエスタ選手ですらヴィッセル神戸を勝利に導けない。
加えて、大型補強を繰り返し、スター選手だらけにしているにも関わらず最下位にいる。
この事からも分かるように、素晴らしい選手がいれば勝てるわけではない。
だからこそサッカーは面白い。
仕事を上司から振られると一人で完璧な物を作ろうと考えていないだろうか?
自分らしい良い物を作ろうとしていないか?
1人で相手からボールを奪い、ゴールまでドリブルし、得点をする。
素晴らしい活躍ではあるが、これではプレーの幅が限定されるし。
相手チームもその選手を封じ込めればよい事になり、プレーの目標が明確となる。
自分らしいプレーに集中するあまり、周囲を活かせていない、自分だけに都合のいいゲーム運びを考えていないだろうか?
私はこの5月からオフィス勤務となって、別の部署の先輩に言われた言葉がある。
君に変わって、君の部署の人間が協力的になったと。
① 意識している事はなんにでも首を突っ込む。
② 些細な事でも上司ではなく、ライバル(同じ立場)の人間に聞く
③ 相手の意図を考え、分からない部分は素直に理解を言語かし、相手に伝える
④ 面戸だからといって、頼ってきた人間を放置しない
こういったところだろうか。
先輩の理解では、今まで面倒がって遠ざけてきたが積極的に関わっている私を見て、少し危機感を覚えたのではないかとの事だ。
自然とボールが回っている事が分かる。
がちがちに固められた6バックの守備を少し崩した瞬間だ。
思い通りにできる仕事は気持ちがいい。
しかし、全て思い通りにはできないので、こだわって自己を通すではなく、上司・自信・同僚の3人のチームプレーが有効だ。
上司があまりアシストしてくれる事はないので、ゴールは任せないといけないかもしれないが、結束力を磨き、士気を活性化させなければいけない。
一人で取り組むと息が詰まり、仕事がただの作業になる。
周囲を観よう。
パスを回そう。
止めて、蹴って、動くの繰り返しだ。