ジャンボフェリー りつりん2
あまり利用する人は少ないかもしれないけれどフェリーの魅力とはなんだろうか?
・非日常が味わえる
波の音や、船が海をかき分け走る音。体を打つ風。潮の香。海から見る陸上は普段見ることない非日常の世界ではないだろうか?
大きな鉄の塊が動く姿も圧巻である。
・くつろぎながらの移動
飛行機や新幹線は短時間で遠くに行くことができるが、フェリーは長距離であれば寝ながら移動ができる。夜に出発すれば時間の問題も解決可能だ。
また、新幹線や飛行機はパーソナルスペースが購入した椅子のスペースだけであり、トイレに行くにしても人に気をつかう。
フェリーは広いので船内を散歩したり、キッズスペースや、ゲームセンターなど自由に動きながらのびのび過ごす事ができる。
・動くレストラン
飛行機であれば機内食、新幹線であれば駅弁などが楽しみであるが、正直どちらも出来立てではないし、狭い椅子でせかせか食べるのでどうも落ち着かない。
フェリーであれば、食堂・レストランなどが付いており、長距離であればディナーブッフェが短距離であればうどんなどその地元の料理を温かく頂ける。
ソフトクリーム、ポップコーン片手に景色を眺めるのはどうだろうか?
・人との出会い
新幹線・飛行機であれば、狭いスペースで縄ばり争いを行い、人間関係はぎすぎすする。
寝ている人もいるので、会話は厳禁だ。
フェリーは自由に動けるため、子供同士が仲良くなって遊んだり、長距離フェリーで帰郷する地元民との会話なども意外とある。
・動くホテル
フェリーは動くホテルである。人によって過ごし方はいろいろであり、お風呂に入る事もできる。
足を伸ばして寝るのもOK。
コンサート鑑賞や映画鑑賞できるフェリーもある。
今回、私はジャンボフェリーりつりん2で神戸から小豆島を目指した。
隻はボックス4を選択。
家族4人でくつろげる席だ。
注意しないといけないのはコンフォートリクライニング席と同じ部屋にある事だ。
会話はひそひそ程度はいいが、基本的に禁止だ。
利用者は少ないが、仕事をしている人や寝ている人がいた。
子供達が騒がないか心配だが、こういった場合にも上のフロアにキッズスペースがあるので安心だ。
わが子たちは他の子供達と4時間みっちり飛び跳ねて遊んでいた。
おかげでホテルに着いたらぐっすり寝ていました。
13時30分出発の便であったので、お昼もフェリーで頂いた。
本格的な讃岐うどんが食べられるのがうれしい。
値段も400円台ととてもリーズナブル。
1000円あればこれにスナックとビールもつけることができる。
コンフォートリクライニング BOX 4