投資用物件の違う運用を考える
ここ一年マイホームを購入するべく、土地・中古戸建・マンションを毎日チェックしていました。
・・・が!ご存じの通り、不動産相場は活況な状況であり、尋常じゃない価格に。
5年前ならお手頃価格の物件が新築価格で販売されています。
欲しい時が買い時ではありますが、売る事を考える私のような人には全く手が出ません。
ついては、お買い得(適正価格)かつ、希望にあった物件に出会う事は蜘蛛の糸をつかむような状況です。
以前から、ちょくちょくチェックしていたのですが、気分転換に見るのが投資用物件です。
視点を変えて、住みつつ収入を得るのはどうかなんて考えますが、ある程度の広さを確保しようとすると億越えになるため、リフォームなんかを考えると、資金的にかつかつです。
しかし・・・昨日、驚愕の物件が見つかりました。
坪単価でみるのは苦手なのでm3でいつも計算していますが、m3で45万円位で売り出されるのが相場(プレミア結構入っています)ではりますが、驚愕の・・・29万円!!!
137m3ととても広々した物件です。
マイホームという視点で見ると、満室のため、すぐに建替えができないため、退去待ちの状況となるため、すぐには買えないですね。
投資家にとっても粗利益が6%ですので、それほど魅力的な物件ではないので売れないようにも見えますが。
異常相場からみると、適正価格で販売されているこの物件は長期的に見ると、退去するまで保有し、退去後に転売すれば単純に1,000万円近い利益(+α家賃収入)が得られるので魅力的です。
気長に考えれば、退去後に本当の適正価格でちゃんとしたマイホームが作れます。
久々に興奮する物件でした。
後日談・・・
物件発見した、その週末現地を視察に行きました。
周辺の環境は大変綺麗で良かったのですが、物件はどうかというと。
網戸ボロボロ。
パンクした自転車が3台。
郵便ポストが傾いている。
室外機の隙間にゴミが大量に挟み込まれている。
カーテンは全て締め切られ、外から見ても黒カビが生えているのがみてとれます。
ちょっとやばい入居者がいるのか、既にいないのにいる事にしているのか、買うには勇気のいる状況。
とりあえず帰宅後に物件紹介サイトを見てみると、なくなっていました。
問い合わせを行った、某有名不動産会社の担当者にもはぐらかされる始末。
恐らく買い手が決まっている物件で、節税対策か何かで安く身内に譲り渡した可能性があります。
おいしい物件にはそれなりの理由があるし、いい話はなかなかないですね・・・。