ホームセキュリティならセコムかアルソックか?
長嶋監督のセコム入っていますか?で有名なSECOM。
霊長類最強吉田沙保里さんのALSOL。
ふと気になって自宅から駅に行くまでの道のりで、どちらが多いか検証してみました。
比率で言うとその結果は!
7:3でSECOMに軍配!!
また、先週は韓国に出張に行きました。
街を歩くと、SECOMのシールが街の至る所に。
しかも、SECOMのシールがめちゃくちゃでかい!!
ここでもSECOMに軍配ですね。
だからSECOMに投資しようとならないのが投資の世界。
SECOMはやっぱり人気であり、今から買うにはちょっと高いです。
対してALSOKは割安です。
では両社の違いを比較してみましょう。
<価格>
ALSOKの方が月額利用料が安い!
ホームセキュリティをお手軽に使いたい人はALSOKといえそうです。
<サービス品質>
ALSOKは安いので利用者にとっては魅力的ですが、安いという事はどこかで費用を抑えなければいけません。
人件費が安い?
設備投資を抑えている?
少ない人数で管理できるシステムを構築?
などなどがかんがえられますが、支店数に目をやるとSECOMの方が多いという事がわかります。
泥棒や強盗が侵入した場合、遠隔で攻撃するわけではなく、最後はマンパワーとなりますね。
ついては、支店数が多いという事は駆け付けるスピードに期待が持てます。
ALSOKはこの点を抑えている可能性があります。
ついてはSECOMは人件費に資金を費やしている分、割高と考えられます。
サービスとしては安心度は高いと言えそうです。。
ALSOKは安い分、経費を削らないといけないので、警備員の持ち回りが大きくなってしまいます。
<すみわけ>
SECOMの創業者は酒問屋出身ですが、独自の力で日本発のこのビジネスを思いつきます。
一方、ALSOKは後発であり、創業者は警察OBです。
この両者が仕事をとろうとすればSECOMは一般向けに仕事を受注し、ALSOKは政府と結託し仕事を受注しているのではないかと容易に想像がつきます。
SECOMはファーストペンギンの一日の長を活かし、質の高いサービスを提供し、民間のシェアを確保。
ALSOKは大きなイベントなどの警備が強く、この基盤をベースに格安でセキュリティサービスを提供しているのではないかと想像がつきます。
ほぼほぼ似たような業態ですが、すみわけはできていますね。
<海外進出>
そして、世界を見ると海外進出する企業が増えてきているので、これに伴い、日系警備会社として海外進出も進めています。
<結論>
両社とも海外からの新規参入は難しく、国内の需要は二社で今後も分け合えるので潰れる事はないのでしょうか?
遠い将来においてロボットによるセキュリティが発展すれば状況が変わる恐れがありますが、現状を見ているとロボットは監視には向いていますが、暴漢と戦うという点ではアニメの世界に追いつくのはまだまだ先と感じます。
よって、株価が下がり高配当の今はなかなかALSOKの株価は買いといえますし、SECOMもしっかり下がってくれれば余程の事がない限りとても魅力的な銘柄と言えるでしょう。
ただ、ネックとなってくるのは雇用の供給の問題です。
人の獲得競争が益々厳しくなってくるため、外国人警備員の雇用やこれと相互入替でアジアへの展開も期待されます。
*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に慎重に検討のうえ行いましょう。