ダイニチ工業(5951)の株価を分析する 石油ヒーターと加湿器で業界シェアトップ級 高配当銘柄

もくじ

1.ダイニチ工業とはどのような会社か?

2.そもそも石油ファンヒーターって売れるの?

3.最近のヒット商品は加湿器

4.ダイニチ工業の製品が選ばれる理由

5.主要株価指標でみるダイニチ工業

6.ダイニチ工業の将来展望とまとめ

1.ダイニチ工業とはどのような会社か?

新潟県の本社を置く会社で、石油ファンヒーターを主力に販売している会社です。

石油ストーブといえば、主に雪国でよく使用されているので、日本海側を中心に売上を伸ばしています。

多くの地域ではエアコンが主流ですので、全国的にはあまり知名度が高くはありませんね。

雪国の家庭にエアコンがないというわけではないのであしからず!

筆者も雪国出身なので、どちらにもお世話になっています!!

石油ファンヒーター以外にも、様々な製品を販売しています。

・加湿器

・業務用石油ストーブ

・セラミックファンヒーター

・コーヒー豆の焙煎機 / 焙煎機付コーヒーメーカー

・スモークマシーン

・園芸専用暖房機

2.そもそも石油ファンヒーターって売れるの?

そもそもエアコンがあるのに石油ファンヒーターなんてなんで使うのと思いませんでしたか?

石油ストーブ系の商品を使うにはそれなりのメリットがあるのです!!

・本体価格がエアコンに比べ安価

・すぐに暖かくなる(かじかんだ指先を温めるには最高です!)

・灯油が燃える際に水蒸気が発生するので、加湿効果がある

*エアコンだと空気を温めるので室内の水分が膨張し、乾燥してしまいます。

・置くだけであるため、設置が簡単

・持ち運びできるので、リビングで団欒、台所で料理、子供部屋での勉強、寝室でと1台でまかなえます。

*エアコンは移動させる事ができないので、沢山買わないといけないですね。

また、関東であればマンションや住宅の大きさも地価の影響から制限されるため、日中はリビングのエアコンで事足りるのではないでしょうか?

地方はそうは行きません。

とはいえ全てのエアコンを一日中フル稼働ともいきませんね。

いかがでしょうか?

石油ファンヒーターが今後も選ばれる理由がここにあります。

3.最近のヒット商品は加湿器

ダイニチ工業は自社の培った技術を活かし、加湿器を製造。

これがヒットし、販売金額が国内市場でNo.1です。

石油ストーブの会社が加湿器を作るって、結構面白いアイディアです。

先ほど、少し書きましたが、エアコンを使うと空気が乾燥し易くなります。

ということは、エアコン派のご家庭は加湿器を買いたいと思うはずです!

まさかのアンチ石油ストーブ派用の製品まで販売しているとは・・・。

また、雪国の中でも北陸地方は湿度が高い地域であり、乾燥に敏感な地域です。

石油ストーブを使うにしろ、加湿器は必需品です。

私の元実家にも加湿器が思い起こすとありましたね。

4.ダイニチ工業の製品が選ばれる理由

ホームページの製品情報にも書いてありますが、匂いがしにくい、使いやすい、操作性がよい、静音設計、安全性が高いといった言葉か並んでいます。

以前にもテレビで紹介されていましたが、お客様の声、取引先の要望などに耳をかたむけた製品作りをしていると紹介されていました。

石油ストーブは古典的な商品で、地方のメーカーですが、デザインも洗練されていますし、機能性だけでなく、利用者の求めている品質を突き詰めた商品となっている事が受けています。

また、社員・協力工場・仕入先・取引先を豊かにすることを目標とするとあります。

昨今、目先の利益のためのリストラや下請け企業に圧力をかける事を改善としている一流企業が敬われているなか、本来あるべき企業の考え方ではないでしょうか?

勿論、商品に関わる全てを豊にするためには、お客様に喜ばれて買い続けられる商品作りが基礎となりますので、結果的にに会社も潤いますね。

ダイニチ工業は半期分の売れ行きを予想し、仕入れ先・協力工場に生産を依頼するため、安定した収益をこれらの会社は得られる事になります。

一般的な企業は売れている時に大量発注し、景気が悪くなると注文をぱたっと止めます。

小さな工場は大企業向けに生産ラインを融通していたため仕事がなくなり、資金繰りが一気に悪くなってしまいます。

関係各社はダイニチ工業の製品に好感を持つため、売りたいという意思が働くはずです。

愛される企業作りを進めていると言えるでしょう!

5.主要株価指標でみるダイニチ工業

売上

コロナ下の巣ごもり需要で売上が伸びているかと思いきや落ちていますね。

しかし、2021年3月期は228億円と伸びており回復傾向です。

時価総額は148億円ですので、割安感があります。

ROE

ROEは低空飛行です。

売上原価がどうしても高い傾向にあるようですね。

一株益

一株益はコロナ前を見ると上昇傾向です。

フィルターをかけてみる限りは問題なさそうです。

頂点の38円で比較するとPERは20倍付近になるので適正価格といったところでしょうか?

BPS

意外にもしっかり伸びていますし、株価の2倍近くあります。

有利子負債も0とやりくり上手な家計ですね。

6.ダイニチ工業の将来展望とまとめ

地元で愛される企業であり、商品の需要がしっかりあるうえに、革新的なアイディアが求められる製品でもありません。

着実にマイナーチェンジし、よりよい製品を出し続ける事によってトップシェアを確実なものとしています。

欲を言うと、石油ストーブを使わない地域にも新たなる提案を何らかの形でさせたいところですね。

例えば、暖炉に似たようなデザインとして使え、安全性が高く、低コストなうえにインスタ映えするなど。

付加価値が付けやすくなるので、暖炉を基準とすれば少し強気の値段設定で売れそうです。

売上の伸び率に比べ、ROE・一株益がさえない事から、ここを基準とした株価となっているようです。

暖冬の影響なども受けやすいですしね。

しかし、BPSや有利子負債を見る限りは健全性がかなりあり、株価も低空飛行していることが要因となり配当は3%前後安定してつけています(年間配当は22円)。

冬場にかけて上がりやすい銘柄と予想されるので、今買うもよし、暖冬であれば買うもよし、春以降に買うもよしといった感じですね。

やや、すでに上げているのが気がかりではあります。

順張りなら今かもしれませんね。

*株式投資は自己責任です。投資判断は十分に注意して行って下さい。

登録お願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。