ティア(2485)の株価分析~葬儀業界の変化に対応し日本で一番葬儀を取り扱っている会社~

今日は葬儀会館ティアを分析していきます。

葬式というと、大事な家族が亡くなり動揺して何も判断できない喪主から高額な葬儀料をせしめるというイメージが私にはあります。

対策として、心が落ち着いている内に相場を把握しておこうと思いネットで相場を検索なんかおこないましたね。

高齢化社会が進む日本では、想像の通りお亡くなりになる方が増えるわけで、葬儀市場も大きくなっています。

もくじ

1.ティアはどんな会社か?

2.ティアの強み

3.葬儀市場

4.主要株価指標に見るティア

5.ティアの将来展望とまとめ

1.ティアはどんな会社か?

名古屋にて1997年に創業した会社です。

まだ、30年も経っておらず、若い会社ですね。

しかし、売上では業界第3位につけており、1位と2位との差もさほど大きくはありません。

主力事業は勿論、葬儀・法要の運営であり、自前の葬儀会館、寺院、個人宅、公共の場所とどこででも葬儀・法要ができます。

その他、葬儀会館では終活セミナーなどのイベントを行っています。

2.ティアの強み

葬儀といえば従来大きな葬儀場で大人数で行うものでした。

そうすると、多額の費用がかかってしまいます。

ティアもこうした大型葬儀場はありますが、家族葬を主流とした小型の葬儀場に舵切りを行っています。

結婚式なんかもスマ婚といったように、高額な人生のイベントがどんどんコスト重視となってきているようです。

コンパクトな葬儀場であれば、出店費用が抑えらので多くの地域に葬儀場を作る事ができますし、近距離に系列の葬儀場があれば、顧客の相互シェアにより機会損失を抑える事ができます。

人件費の削減も期待できそうですね。

最大手の燦ホールディングスが72会館なのに対し、ティアの葬儀場は全国に116店舗あります。

ここに葬儀取り扱い件数No.1のカラクリがあります!

大型の葬儀会館を作る場合1億円程かかりますが、ティアはその半額で出店できます。

出店加速度が他の葬儀会社より早いので、流行をとらえる事ができます。

また、燦ホールディングスは関東・関西地区がメインであるのに対し、ティアは名古屋にて操業しているので中部を主力として、関西・関東に葬儀場を多く持っているので競合を分散できています。

3.葬儀市場

死者の数が年々増えているのに対し、寺院などへの納骨、つまるところお墓の販売数は増えていないそうです。

先にも書きましたが、高額なこういったサービスへの意識が日本全体で変わりつつあるようです。

お墓を買ったものの、お墓のメンテナンス問題なんかも、最近ではよくクローズアップされていますね。

葬式についてはこの法則はあてはまりません。

なぜなら、人が亡くなると医者が死亡診断届けを書き、その後、火葬する必要があります。

さすがに腐らしたり、海に流す、土に埋めるなんてできないですからね。

また、遺体を預かるスペースもちゃんとした業者が必要となるので、いずれにしろ葬儀会社が必要となるわけです。

葬儀業界では2040年までは葬儀の数が増えると見込まれています。

葬儀の数が増えれば単純に儲かると考えたいところではありますが、やはりコスパ重視思考から、葬儀自体の単価が減少傾向にあるようです。

葬儀業界は一時期、坊主丸儲けといったように活況をしめし新規参入が絶えませんでしたが、コスパのあおりを受け葬儀会館を畳む業者も最近では絶えません。

また、葬儀会社を選定する際、近くの葬儀会館に相談するわけではなく、ネット偏重に推移してきています。

こうなってくると、大手に強みが出てきます。

買収やティアのような会社のフランチャイズになることが最良の一手と変わってきそうです。

4.主要株価指標に見るティア

売上

コロナウィルスの影響で死者の数が増え売上が上がるかと思いきや、密を避けて減少しています。

しかし、それ以前は毎年右肩上がりの成長でした。

大切な家族のお別れをしっかり行い、心の整理をつけたいという需要は必ずありますので、環境が整い次第もどってくるのではないでしょうか?

ROE

本来は10%超えのパフォーマンスがある優良な会社です。

一株益

従来は右肩上がりでしたが・・・といったところです。

5円ずつ上げていたので、この通りいくと2021年は60円くらいたたき出したいところでしょうか?

仮に50円としてPERが20倍とすると、1,000円ですので、今の株価500円は割安感があります。

BPS

売上減まえは右肩上がりであり、売上が下がっても持ちこたえていますね。

5.ティアの将来展望とまとめ

現状の葬儀市場を見ると、認知度とコスト競争力が重視されてきています。

市場自体は大きくなってきているなか、過剰供給となり撤退していく業者をいかにうまく取りこみ、尚且つコスト削減に取り組むかによって2040年には企業の明暗が分かれてきそうです。

現状ティアは流行を先取りし攻めており、尚且つ業績も悪くはありません。

社長が退店をした事がないと発言していた通り、ティアの葬儀会館のクオリティの高さがうかがえます。

加えて、配当が20円と今の株価500円から換算すると利回り4%ととても高く、株価指標から見ても非常に割安です。

20年後の立ち位置が楽しみな会社の一つとなりそうです。

*株式投資は自己責任です。投資判断は十分注意して行って下さい。

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